川崎F、土壇場で追いつかれ浦和とドロー。名古屋は無失点で今季初勝利!…J1第5節

4月12日(日)22時34分 フットボールチャンネル

名古屋は今季初勝利。川崎Fは終盤に…

 明治安田生命J1リーグ第5節が12日に行われ、春の陽気の中、気温以上に熱い戦いが全国各地で繰り広げられた。

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 大きな注目を集めた川崎フロンターレ対浦和レッズは、終盤に大きく動いた。35分に左サイドを突破した車屋紳太郎の折り返しに、森谷賢太郎が反応して川崎Fが先制する。

 しかし終了間際の89分、浦和は柏木陽介のFKにズラタンが頭で合わせて土壇場で引き分けに持ち込んだ。この引き分けで浦和は5試合を終えて未だ負けなしだ。

 未勝利がつづく名古屋グランパスは、サンフレッチェ広島と立ち上がりから激しくぶつかり合う。お互いにチャンスを作りながら決めきれない展開となったが、前半アディショナルタイムに川又堅碁が見事なループシュートを沈めて名古屋が先制する。

 後半も一進一退の攻防が続いたが、86分に矢野貴章のゴールで名古屋のリードは2点に。終盤は広島が猛攻を仕掛けて一矢報いようと試みるも、粘り強い名古屋守備陣の前に攻撃陣が沈黙した。名古屋は5戦目にして今季初勝利だ。

 今節最もキックオフ時間が早かった松本山雅FC対柏レイソルは、地力の差が出た試合となった。序盤は松本ペースで進んだが21分、大谷秀和にゴールを許すと流れは一気に柏に傾いた。

 63分に太田徹郎、67分にはエース工藤壮人にゴールが生まれて勝負あり。阿部吉朗が後半アディショナルタイムに1点を返したが、反撃むなしく1-3で敗れた。

 横浜F・マリノスはホームにベガルタ仙台を迎えた。昨季の同カードは仙台にシーズン初勝利を献上する悔しい終わり方だったため、横浜FMは絶対に負けられない。

 前半はお互いに積極的に前へ出てチャンスを作っていくが、ゴールは生まれない。そんな中、均衡を破ったのは仙台だった。67分、ファビオの中途半端が原因となり、鎌田次郎が貴重な先制ゴールを挙げる。

 しかし、失点につながるミスを犯したファビオは後半アディショナルタイムに起死回生の同点弾を叩き込み、汚名返上。短期決戦で負けは許されないが、両チームとも最低限の結果を手にしている。

 ホームで王者ガンバ大阪と対戦した清水エスパルスは、序盤から劣勢に立たされる。遠藤保仁を中心に攻撃を展開するガンバ大阪に押し込まれ、29分に宇佐美貴史、50分にパトリックと強力2トップにゴールを奪われて2点のビハインドを背負った。

 だが、2失点目の直後にピーター・ウタカを投入したことで清水の攻撃は連動性を取り戻し、56分にウタカ、64分に大前元紀と立て続けにゴールを挙げて一時は同点に追いつく。

 それでも王者は甘くなかった。80分、先制ゴールの宇佐美が個人技から見事な勝ち越し点を決めてG大阪が再びリードを手にすると、そのまま試合終了。あと一歩のところまで迫りながら、ホームで惜敗となった。

絶好調の武藤が今季4点目でチームを勝利に導く

 湘南ベルマーレとFC東京は終始カウンターの応酬で迫力のある試合が展開される。ひとつ大きく違った点はミスの多さ。湘南は組み立ての場面で細かいパスミスが多く、もったいない形でボールを失う場面が多い。

 一方のFC東京は複数選手がいい距離感で絡みながら少ないタッチで相手のプレスをかわし、前線の武藤嘉紀や石川直宏にボールを供給する。

 そして、決勝点はチェルシー移籍に揺れる武藤によってもたらされた。64分、太田宏介の絶妙なクロスに後ろから走りこんだ武藤が頭で合わせて今季4点目をゲット。審判が試合をコントロールしきれず両チームの選手がエキサイトする場面が何度も見られたが、終盤の時間を上手く使ったFC東京が1-0で完封勝利を収めている。

 前節今季初勝利を挙げたヴィッセル神戸は、ヴァンフォーレ甲府にホームで大勝を収めている。立ち上がりに石津大介のゴールで先制した神戸は、前半終了間際に再び石津が決めてリードを2点に広げる。

 後半に入っても試合の主導権を握ったホームの神戸は、高い位置からプレスをかけて次々にチャンスを創出する。そして、54分に三原雅俊、73分に小川慶治朗が2戦連続ゴールを決めて勝負を決定づけた。甲府は83分にアドリアーノが1点を奪ったが、相手のミスから生まれたゴールが精一杯。

 低調なプレーに終始した甲府は3連敗で泥沼にはまり、改善の兆しが見えてこない。

 持ち前の組織的な守備でモンテディオ山形を苦しめたサガン鳥栖は、最少得点差で“らしい”勝利を収めた。

 前半をスコアレスで終えて引き分けで終わるかと思われた80分、右SBに入った吉田豊のクロスにエース豊田陽平が得意の頭で決勝点。落ち着いた試合運びでゴールを許さなかった鳥栖はJ1通算50勝を達成した。

 アウェイの地・鹿島で互角の戦いを演じたアルビレックス新潟は41分、自陣でボールを奪ったレオ・シルバが前線に大きなフィードを蹴ると、それに反応したラファエル・シルバがGKをかわしてゴールネットを揺らす。

 鹿島は後半のファーストプレーで植田直通のロングフィード、高崎寛之の落としとつないで最後は土居聖真が左足で同点ゴール。ここまで後半開始から約10秒の出来事だった。

 全9試合の結果は以下の通り。

松本 1-3 柏
横浜FM 1-1 仙台
名古屋 2-0 広島
清水 2-3 G大阪
湘南 0-1 FC東京
神戸 4-1 甲府
鳥栖 1-0 山形
川崎F 1-1 浦和
鹿島 1-1 新潟

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