スパーズの内部情報がリーク？　ポステコグルー監督は犯人について「かなりの見当がついている」

　トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、チーム情報がリークされていることを指摘した。11日にイギリスメディア『BBC』が報じた。

　トッテナムは10日にヨーロッパリーグ準々決勝ファーストレグでフランクフルトと対戦。同試合でフランス人FWウィルソン・オドベールが欠場するとの噂がネット上で流れると、同選手はベンチ入りしたものの、1−1で引き分けた一戦に出場することはなかった。

　ポステコグルー監督は11日に行われた会見の場で、 「クラブ内部で情報が漏れているのは間違いない。誰かが情報を漏らし続けている。昨年から始まったことだ。我々はその芽を摘んだと思ったが、それはまだ一貫して別のタイミングで出てきている」と発言。チーム情報がリークされていると主張した。

　同監督はリークされる選手の怪我に関する情報が具体的すぎるため、「スパイ」は選手でも代理人でもないと予想。誰が犯人かについては「かなりの見当」がついていると明かした。

「私はいつも言っていることだが、特に医療情報に関しては、本当に、本当に気をつけている。情報へのアクセスをかなり狭く保とうとしている。なぜそんなこと（リーク）をするのか理解できないし、特に私たちの陣営にいる人たちなら尚更だ」

「サッカーの世界にいる以上、情報の流れは自由であるべきだと誰もが思っているのは承知しているが、それでも私は、医療記録や、ある事柄について実際にどれだけの情報を提供するかという点については、非常に注意を払っている。選手が情報の開示を望まないこともある。それが表に出てしまうのは受け入れがたいことだ」

「クラブとしては、これ以上問題を増やさなくても十分だと考えている。内部で対処する。特にメディカル面や戦術面で、センシティブな情報を漏らす人がいるなら、それに対処する必要がある」

　プレミアリーグで14位と苦戦するトッテナムは、連勝を目指してウルヴァーハンプトンと対戦する。


【ハイライト】トッテナム vs フランクフルト