水原氏の騒動余波を吹き飛ばす圧巻スイング！ 大谷翔平のゴジラ松井に並ぶ記録弾に米記者も感嘆「ボールを破壊した」
2024年4月13日（土）11時57分 ココカラネクスト
さまざまな問題行動が新たに明るみになった水原氏。ギャンブルにのめり込んでいく様は世間に衝撃を与えた。(C)Getty Images
一振りで勝負を決めた。
現地時間4月12日に本拠地で行われたパドレス戦で、大谷翔平（ドジャース）は「2番・指名打者」で先発出場。1回裏に迎えた第1打席に左中間への第4号となる特大の一発を放った。
【動画】メジャー通算175号！大谷翔平が逆方向への一発を放ったシーン
喧騒が続き、“渦中の人”としてクローズアップされるなかで、いきなり魅せた。
1回表一死無塁の局面で、パドレスの先発右腕マイケル・キングと対峙した大谷は、カウント1-0からアウトコースに高めを突いた95.4マイル（約153.3キロ）の4シームをジャストミート。右中間方向へ高々と舞い上がったボールは403フィート（約122.8メートル）の地点に着弾した。
前日には専属通訳だった水原一平氏が銀行詐欺罪で起訴されることが決定。自身の潔白が証明されたなかで迎えた試合前に大谷は「司法省の捜査には非常に感謝しています。私個人としてはこれで一区切りがつき、野球に集中したいと思っています」と声明を発表していた。
何かが吹っ切れたのかもれない。日本人選手で史上最多となる松井秀喜氏に並ぶMLB通算175号アーチを放った大谷には、現地の記者たちも驚きを隠さない。ドジャースの専門サイト『Dodgers Nation』のノア・カマラス記者は「ショウヘイ・オオタニがボールを破壊した」と強調。パカンッという強烈な打球音を響かせた桁違いのパワーを感じさせる一打に脱帽した。
周囲がスキャンダルに関心を寄せる中で、出色のパフォーマンスを見せる大谷。その異次元のメンタリティーには、ただただ脱帽するしかない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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