「それでも上げないのか?」母国内の待望論は最高潮! マイナーで存在感のキム・ヘソン昇格を韓国メディアが訴え「ロバーツは見ているか」

2025年4月13日(日)7時20分 ココカラネクスト

マイナーながら攻守で存在感を示しているキム・ヘソン。(C)Getty Images

 韓国の逸材が“試験期間”で着実に声価を高めている。ドジャース傘下3Aのオクラホマシティでプレーするキム・ヘソンだ。

 現地時間4月11日に行われたレンジャーズ傘下ラウンドロック戦では「1番・中堅」として先発出場し、渡米後の公式戦初となる本塁打をマーク。これでマイナーながらシーズン成績を打率.283、1本塁打、10打点、出塁率.345、OPS.854とした。

【動画】この打撃を見よ!キム・ヘソンが3Aで巧打シーン

 春先はメジャーの適応に苦しんだキム・ヘソンだが、ここにきて春季キャンプから改造に着手した新打撃フォームをものにしつつある。オープン戦では打率.207、1本塁打、OPS.613と成績が振るわず、マイナーでの調整が決まったわけだが、早々と結果を出し始めているのは、流石と言えよう。

 守備でも本職の二塁だけでなく、中堅手としてもプレー。マルチロールとしてのポテンシャルも見せ始めている。そんなアピールによって一気に浮上するのはメジャー昇格の可能性だ。

 現在ドジャースでは、中堅手のアンディ・パヘスが打率.159、OPS.606と低調なパフォーマンスに終始。守備でも失点につながる落球をするなど安定感を欠き、代役を求める声が噴出している。

 そうした中でキム・ヘソンは、外野を本職とするジェームズ・アウトマンらと並ぶ代役候補と言える。ゆえに韓国国内では昇格ムードが最高潮に達している。スポーツサイト『OSEN』は、11日のラウンドロック戦で先頭打者アーチを放った打撃内容をふまえて「それでもドジャースは上げないのか?」と主張した。

 また、同メディアは、「今のキム・ヘソンは守備面でも万能さを示している。これをロバーツは見ているだろうか?」とドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督に呼びかけるように伝えた。

 打撃内容を見るに、マイナーレベルにはアジャストし始めているキム・ヘソン。果たして、韓国球界屈指の巧打者が檜舞台に上がる日はいつになるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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