クラブ史上初となるEL制覇を狙うチェフ「CL出場権をつかむだけではなくて…」

2018年4月13日(金)19時47分 サッカーキング

ヨーロッパリーグ制覇に向けた意気込みを語ったチェフ [写真]=TF-Images/TF-Images via Getty Images

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 アーセナルに所属する元チェコ代表GKペトル・チェフが、ヨーロッパリーグ(EL)制覇に向けた意気込みを語っている。イギリスメディア『イブニング・スタンダード』が報じた。

 アーセナルは12日に行われたEL準々決勝セカンドレグでCSKAモスクワ(ロシア)に対して2−2で引き分け、2試合合計6−3として準決勝進出を決めている。

 クラブ史上初となるEL制覇に向けた期待も高まりつつある中、2012-13シーズンにチェルシーの一員としてELを制覇した経験を持つチェフは、『スタンダードスポーツ』に対して次のように語っている。

「リーグ戦で置かれたポジションについては僕たちも理解しているし、全員に大きな責任がある。難しい状況だ。僕たちがトップ4の座を奪うためには、最後の7試合で上位陣のどこかが大きな不振に陥ることが条件になるからね」

「僕たちはこの大会が来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権をつかむためのチャンスだということは理解しているけど、それだけじゃないんだ。カップを勝ち取るため、クラブがまだ獲得したことのないタイトルを手に入れるために戦っている。これは、キャビネットに素晴らしいトロフィーを加えるための新たな機会なんだ」

「アーセナルは規模と歴史の両面において、CLにいるべきクラブだ。上手く行けば僕たちは次のラウンドを勝ち進み、決勝へと挑戦できるんだ」

 アーセナルはホームで行われた準々決勝ファーストレグで4−1と快勝していたが、セカンドレグでは50分までにCSKAモスクワに2点を決められ、一時は突破に向けて暗雲が立ちこめていた。しかし、チェフはこの試合について以下のように振り返り、欧州の舞台においては内容以上に結果が重要になってくるといった考えを示している。

「試合の入りは僕たちが遂行しようとしていたプランとは違う形になった。だが、ヨーロッパの舞台ではどのラウンドにおいても、内容についてさほど問いただされることはないと考えているよ。仮に美しいサッカーを披露できたとしても、敗れてしまえばその後には『敗退』の2文字しか残らないんだ」

「どのヨーロッパの大会であっても、勝ち進むためには十分に良いプレーをする必要があると思っている。それは、時には美しいサッカーをすることよりも重要になってくるんだ」

サッカーキング

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