神戸FW武藤嘉紀に英紙揶揄「1得点あたり7億円」ニューカッスルに批判も

2023年4月14日(金)8時4分 FOOTBALL TRIBE

武藤嘉紀 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸所属の元日本代表FW武藤嘉紀は、かつてプレミアリーグ(イングランド1部)のニューカッスル・ユナイテッドに在籍。ニューカッスルで結果を残せなかったこともあり、イギリス国内では今もなお批判を浴びている。


 武藤は2018年7月にブンデスリーガ(ドイツ1部)マインツからニューカッスルへ完全移籍。4年契約を結んだが、2019/20シーズンまでの2年間でわずか1得点。2020/21シーズンはレンタル先のラ・リーガ(スペイン1部)エイバルでリーグ戦15試合の先発出場にとどまると、2021年8月にニューカッスルと契約解除。神戸移籍によるJリーグへ復帰している。


 英メディア『フットボール・ファンキャスト』は今月に「ニューカッスル、武藤との契約は無駄だった」と見出しをうち、同選手のニューカッスル加入から退団までの過程を以下のように振り返っている。


 「2018年にチームを率いていたラファエル・ベニテスによると、武藤は『長い間追い続けていた』選手であり、新しい環境ですぐにインパクトを与えることを望んでいた。しかし彼は在籍2年間で公式戦28試合に出場してわずか2得点。プレミアリーグでの唯一のゴールは、2018年10月のマンチェスター・ユナイテッド戦でのものであり、ニューカッスルにとって無駄な契約であることが証明されている」


 「そのインパクトのなさゆえに、この不発に終わった日本人選手には移籍金950万ポンド(当時約14億円)に対して、最終的に1ゴールあたり470万ポンド(当時約7億円)を支払うことになった。彼の獲得がいかに失策だったかを示している」


 なお英メディア『Chronicle Live』は武藤のニューカッスル退団直前に、同選手の週給が54000ポンド(約820万円)と伝えていた。高額年俸に見合うパフォーマンスを発揮できなかっただけに、武藤に対する現地メディアの評価は厳しい。

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