山下良美主審に批判相次ぐ一方で…新潟vs横浜FCのスタジアムMCが謝罪
2025年4月14日(月)8時42分 FOOTBALL TRIBE

明治安田J1リーグ第10節のアルビレックス新潟対横浜FCが、4月13日に新潟のホーム・デンカビッグスワンスタジアムで開催。女性審判員である山下良美主審に対する批判が止まない中、一部からファン・サポーター等に対する謝罪の声が上がっている。
この一戦では、試合前からブーイングが発生するなど、山下主審への否定的な声が噴出。30分にFW小野裕二(新潟)がゴールキックのセカンドボールを拾った直後にオフサイドと判定された場面でも、同主審のジャッジに厳しい目が向けられている。
そんななか、新潟のホームゲームでスタジアムMCを担当する森下英矢氏は、試合後にXを更新。「試合終盤のゴールコール、申し訳ありませんでした」とスタジアム来場者に謝罪すると、「普段からそれをやらないように、ゴールだけでなく主審や副審の動きを見てコールを入れるようにしているのですが、、、 今回は主審のシグナルに気づきませんでした。 反省します」と綴っているが、これには励ましや労いのメッセージが多数寄せられている。
森下氏が誤ってゴールコールをしたのは、88分のシーン。MF奥村仁が左サイドからクロスを上げると、ゴール前での落としからFW矢村健が左足で反転シュート。ゴールネットを揺らしたが、山下主審は直前でボールが矢村の左手に当たっていたとして、ハンドと判定。横浜FCにフリーキックを与えている。
以前からレフェリング能力で周囲から厳しい目を向けられている山下主審。ただ、このノーゴール判定のシーンに限っては、森下氏が謝罪するなど、多くのファン・サポーター等が納得しているとみられる。