U-17日本代表が粘りを見せるもアジア杯3連覇ならず…準々決勝でPK戦の末に敗退

2025年4月14日(月)1時22分 サッカーキング

値千金の同点ゴールを決めたFW浅田大翔

 AFC U−17アジアカップサウジアラビア2025の準々決勝が13日に行われ、U-17日本代表はU−17サウジアラビア代表と対戦した。

 最後は他力によってグループステージ首位となり、今年11月に開催予定の「FIFA U−17ワールドカップカタール2025」の出場権を獲得した日本。ここからは大会3連覇を目指した新たな戦いが始まる。前回の試合から中3日で迎えた一戦、日本はGKとDF2人以外のスタメン8人を入れ替えてホスト国との決戦に臨んだ

 試合が動いたのは6分、スローインからボックス左の瀬口大翔(ヴィッセル神戸U-18)が頭でパスを繋ごうとすると、このボールが対応したDFの手に接触。これがオン・フィールド・レビューの末にPKとなり、これを瀬口が冷静に蹴り込んで日本が先手を奪った。

 良い形で試合を進めていた日本だったが15分、今度はサウジアラビアのドリブル突破に対応した日本がPKを献上。これをアブバカル・サイードに決められて追いつかれると、37分には右サイドでアブドゥルラフマン・スファニに裏をとられ、最後はマイナスのセンタリングをサブリ・ダハルに押し込まれてしまう。

 試合を1−2のビハインドで折り返した日本は後半、FW浅田大翔(横浜F・マリノス)をハーフタイムに、54分には今大会3得点のFW吉田湊海(鹿島アントラーズユース)を立て続けに投入。その吉田らが積極的な動きを見せると72分、谷大地(サガン鳥栖U-18)のスルーパスを受けた浅田が冷静にシュートを流し込んで試合を振り出しに戻した。

 その後も攻勢を続けた日本だったが決勝点を奪うことはできず、2−2のまま90分間が終了。延長戦を行わないレギュレーションにより、そのままPK戦へ。日本は3人目以降が全員失敗となり、PKスコア2−3でサウジアラビアの準決勝進出が決まった。

【スコア】
U−17日本代表 2−2(PK:2−3) U−17サウジアラビア代表
※PK戦の末にU−17サウジアラビア代表が準決勝に進出

【得点者】
1−0 8分 瀬口大翔(PK/日本)
1−1 17分 アブバカル・サイード(PK/サウジアラビア)
1−2 37分 サブリ・ダハル(PK/サウジアラビア)
2−2 72分 浅田大翔(日本)


【動画】試合を振り出しに戻す同点弾! 谷大地のスルーパスから浅田大翔が決める!

サッカーキング

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