江本孟紀氏「ボークの日本記録も表彰してほしいね」

4月14日(土)7時0分 NEWSポストセブン

1000奪三振を表彰する盾を持つ江本氏

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 グラビア写真界の第一人者、渡辺達生氏(69)が還暦を迎えてから力を注いでいるのが、“人生最期の写真を笑顔で撮ろう”とのコンセプトで立ち上げた『寿影』プロジェクトだ。『寿影』とは、渡辺氏による造語で、商標登録されている。葬儀で使用される『遺影』の“遺”の文字には暗くて辛気臭いイメージがあると感じていた渡辺氏は、代わりにこれまでの人生を祝う意味を込めて、美しい響きを持つ“寿”を選んで命名した。


 渡辺氏は、自然な笑顔を引き出すべく、撮影する人に「一品」を持ってきてもらって、それにまつわるエピソードを聞きながら撮影する。エモやんの愛称で親しまれている野球評論家の江本孟紀氏(73)が持ってきたのは、1000奪三振の表彰盾だ。


「ベンチがアホやから野球がでけへん」の球史に残る名言を残して球界を去ったエモやん。引退後はその毒舌ぶりを発揮し、球界を大いに盛り上げている。


「今のプロ野球は媚びてばかり。球団はユニフォームを配って球場に来てもらい、選手は球団の垣根を越えた友達付き合いで楽しく野球をしたがる。昔のような個性と技術で客が呼べる選手が見当たらない」


 とかなり手厳しい。元々過去を振り返らないタイプで、終活の一環で断捨離も始めているが、唯一手元に残っているのが阪神時代に達成した1000奪三振を表彰した盾だった。


「奪った相手が広島の衣笠祥雄さん。キヌさんも1000三振目で、偶然にも1000つながりでした。相手が江本というのが輝かしい球歴の汚点と言っているようですが、こっちは国民栄誉賞相手なので残しておこうと。どうせならボークの日本記録(24個)や3球連続ボークを表彰してもらいたかったですね」


【プロフィール】えもと・たけのり/1947年、高知県生まれ。法政大学から熊谷組を経て東映入団。南海、阪神でプレーし、引退後は野球評論家の傍ら、タレントなどマルチに活躍。1992年に政界入り、参議院議員を2期務める。2017年に旭日中綬章を受章。


◆撮影/渡辺達生、取材・文/鵜飼克郎


◆小学館が運営する『サライ写真館』では、写真家・渡辺達生氏があなたを撮影します。詳細は公式サイトhttps://serai.jp/seraiphoto/まで。


※週刊ポスト2018年4月20日号

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