大谷翔平がダルビッシュの「高速カッター」に抑え込まれる 投球分析家も唸った韓国開幕戦以来の対戦

2024年4月15日(月)11時34分 ココカラネクスト

大谷翔平ダルビッシュ相手に2三振となった(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間4月14日(日本時間15日)、本拠地・ドジャースタジアムでのパドレス戦に「2番・DH」で出場。雨の影響で30分以上遅れて試合が開始され、3月20日の韓国での開幕戦以来となったダルビッシュ有との対戦は、3打数無安打2三振に終わった。

【動画】大谷翔平がダルビッシュの149キロ高速カットボールに三振

 初回の第1打席は、ムーキー・ベッツの中前打と二盗で無死二塁の好機で回ってきた。同12日に松井秀喜氏に並ぶ日本人メジャーリーガー最多本塁打記録の175号を放った大谷。打席ではゴジラのテーマが流れる粋な演出もあった中で、7球目のカットボールに空振り三振に倒れた。

 このシーンに、「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のXで「ユウ・ダルビッシュが時速93マイル(149キロ)の超高速カッター」と、映像を添えて投稿している。

 第2打席はダルビッシュが3球ともインコースで攻めて3ボールとなったが、4球目を大谷が豪快に空振り。フルカウントとなった後、6球目のスプリットにバットを合わせたが三飛に倒れている。

 5回の第3打席も143キロのカットボールに空振り三振に切って取られ、前回の対戦では2打数1安打と大谷に軍配が上がったが、今回はダルビッシュが大谷を完全に封じた。

 試合は4回にパドレスが1点を先制したが、直後にダルビッシュからウィル・スミスが適時打を放ち、さらにマックス・マンシーの2ランで3‐1と逆転に成功する。ダルビッシュは5回4安打3失点という内容だった。

 その後、ドジャースは6回にジャクソン・メリルの適時打などで3-3の同点に追いつかれると、7回には一死満塁というピンチでジュリクソン・プロファーの中堅への適時二塁打で3-6と再びリードを奪われた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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