「キャプテンになるべきだ」ジャッジがWBC米国代表の主将に就任した“舞台裏”…「私と一緒に外野を守ってくれるはずだ」
2025年4月15日(火)9時51分 ココカラネクスト

ジャッジがWBC米国代表の主将に就任(C)Getty Images
ヤンキースのアーロン・ジャッジが2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米国代表のキャプテンに就任されることが現地時間4月14日(日本時間15日)、前回大会に続いて米国代表の指揮を執るマーク・デローサ監督が『MLB Network』内で発表した。
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『MLB公式サイト』によれば「国を代表する機会を得られるなんて、本当に特別なこと」とジャッジは語ったといい、記事では「ジャッジは以前、チームUSAでプレーすることに興味を示していたが、62本塁打を放ち、9年総額3億6000万ドル(約468億円)の契約を結んでFA旋風を巻き起こした後、2023年のWBCは欠場した」と説明。
「当時ジャッジは、デレク・ジーター以来のキャプテンに指名されたばかりのヤンキースにいるべきだと感じていた」と、前回のWBCは欠場したが、26年大会は自身初出場へ向けて意欲を示した。
デローサ監督は「監督に任命された時、最初に思い浮かんだのは背番号99の選手でした」と話し、「彼(ジャッジ)にキャプテンをやってほしいと思いました。彼はキャプテンにふさわしい選手だと感じました。マイク・トラウトが日本戦で国旗を掲げてピッチに立つ姿を見ました。ジャッジには、そんな選手になってほしいと思っています」と、期待を寄せた。
指揮官はそのトラウトにも相談し「彼はキャプテンになるべきだ」と、ジャッジのキャプテン就任のお墨付きを得た。そしてジャッジも「彼は私と一緒に外野を守ってくれるはずだ」と、トラウトと共にWBCに出場することを希望しているという。
ジャッジ率いる米国代表は、2連覇を狙う侍ジャパンにとって大きな壁となることは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]