キャベッジ登録抹消の衝撃 巨人の救世主は誰だ? 若手外野陣で台頭しそうな人材は

2025年4月15日(火)16時17分 ココカラネクスト

キャベッジの負傷は痛いが、代わりにチャンスを得る選手の奮起に期待だ(C)産経新聞社

 巨人は4月13日の広島戦に3-5で敗戦してカード3連敗を喫した。8日からのDeNAとの2連戦は1勝1分けとカード勝ち越しに成功し、チーム状態が上向いているかに見えた矢先の3連敗だった。

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 そして、巨人にとって痛いのはキャベッジの状態だ。12日の試合でセカンドゴロを打った際にファーストの田村俊介と交錯して転倒。その後は治療を受けてプレーを続行したが、翌日の試合は欠場。そして15日に出場選手登録を抹消となった。

 岡本和真と並ぶチームトップタイの3本塁打を放ちつつ、守備や走塁でも積極果敢な姿勢を見せるキャベッジは、早くも多くの巨人ファンの心を掴んでいた。それだけにキャベッジが離脱するとなると、巨人は得点能力の低下が避けられない。

 とはいえ、キャベッジの欠場は、出番のない外野手からすればチャンスでもある。開幕当初は1番としてチームを牽引していた若林楽人は打率.217、オープン戦好調だったオコエ瑠偉も打率.100とともに低迷しているだけに、ファームで調整している選手に出場機会が巡ってくる。

 例えば、萩尾匡也だ。今シーズンは初スタメンとなった2日の中日戦でシーズン初ヒットをマークするも、その後は快音を響かせることはできず、10日に登録抹消された。それでも、12日のDeNA戦ではマルチ安打を記録するなど、打率は.323と悪くない。1軍で結果を残せなかった悔しさをバネにしており、近々再び1軍のグラウンドに立っていそうだ。

 また、育成選手もチャンスはあるかもしれない。4年目の21歳・笹原操希は現在打率.375と絶好調だ。笹原は昨シーズン、打率.288をマーク。シーズンオフに行われた「2024アジアウインターベースボールリーグ」では打率.340を記録した。育成の安打製造機が1軍で輝く日も近いかもしれない。

 また、チェコ出身の選手として話題を呼んだフルプも面白い。打率.314、出塁率.385、2盗塁と結果を残している。走攻守のいずれもポテンシャルが高く、キャベッジのようなプレーを期待したくなる存在だ。

 巨人の外野争いはどうなっていくのか。チームを勢い付ける選手の台頭に期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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