バルサのラポルタ会長がフランクフルトのサポーター殺到に対し…「非常に残念」「恥ずかしい」

2022年4月15日(金)21時59分 サッカーキング

『カンプ・ノウ』に押し寄せたフランクフルトのサポーター [写真]=Getty Images

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 バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、ヨーロッパリーグのフランクフルト戦後、アウェーサポーターに対し苦言を呈した。15日、イギリス紙『イブニングスタンダード』が報じた。

 前日、バルセロナはヨーロッパリーグ準々決勝の第2戦フランクフルト戦を戦った。結果は、フィリップ・コスティッチの2ゴールとラファエル・ボレにゴールを献上し、バルセロナは2−3で敗戦。優勝候補がベスト8で姿を消した。

 この試合では、アウェーのフランクフルト側に5000枚のチケットが割り当てられていたものの、それを大幅に上回る30000人が『カンプ・ノウ』に殺到したと伝えられている(ちなみに、この試合の観客動員数は79468人。つまり、中立地開催でないにも関わらずスタジアムの約4割がフランクフルトのサポーターで占められた計算になる)。

 試合後、ラポルタ会長は『バルサTV』に以下の通り語ったと、『イブニングスタンダード』は伝えている。

「率直に言って、今日起こったことは恥ずかしいと感じる。他のチーム(フランクフルト)のサポーターはたくさん居たし、我々のファンは多くなかった」

「それが起こったことを非常に残念に思う。避けることが出来たのは特定の状況のみだったが、今のところ我々はもっと厳しくならなければいけない。このようなことを許す訳にはいかない」

 また、バルセロナのシャビ・エルナンデス監督はこの状況を「誤算」とし、公式戦16試合ぶりの黒星を喫したチームには助けにならなかったと語っている。

「大事なのは、ピッチで何が起こるかだと選手たちに伝えようとしたけど、論理的にそれが我々に影響を与えたかもしれない。それは非常に明確だ」

「我々は試合に集中しようとしたが、良くなかった。それは、一つのことと他方とは何の関係も無い。言い訳にはならない」

 まさかとも言える状況で散ったバルセロナ。この悔しさを残りのシーズンにぶつけられるか。

サッカーキング

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