マンUのOBネヴィル氏がプレミアのトップ4争いを語る…「トッテナムが獲得したものだと…」

2022年4月15日(金)20時33分 サッカーキング

プレミアのトップ4争いについて語ったネヴィル氏 [写真]=Getty Images

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 元イングランド代表DFでマンチェスター・ユナイテッドのOBギャリー・ネヴィル氏が、プレミアリーグのトップ4争いに言及した。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ネヴィル氏は、32節までを終えたプレミアリーグを振り返り、現在4位に位置するトッテナムがこのままトップ4争いを制すると見ているようだ。加えて、『Gary Neville Podcast』では、代表ウィーク明けから連敗したアーセナルのリカバリー能力にも疑問を呈している。

「私はアーセナルを本当に信じたことは一度も無かったし、彼らを恐れていた。アーセナルはここ4戦3敗だし、数週間前にも完全には信用してないと語った。それは、彼らがトップ4の本命でこのまま走り抜けられることを証明する必要があったからだ」

「(6位の)ウェストハムも今週末ブレントフォードに敗れ(0−2 ●)、トッテナムに決まったと言える。彼らはチャンピオンズリーグの座を奪うかもしれない。彼らは例外的なフロント2(韓国代表FWソン・フンミンとイングランド代表FWハリー・ケインのことを指していると思われる)を持っているが、それは今や(スウェーデン代表FWデヤン・)クルゼフスキとのフロント3となっている」

「彼らはそれを分かっていると思うが、まだシーズンは残っている。マンチェスター・ユナイテッドは終わったと思う。選手たちが何かを持っているとしても、リヴァプール、アーセナル、チェルシーとの対戦を残している。まだ可能性はあるが、彼らはゲームオーバーだと思う」

「代表ウィーク明けがあれほど悪い状況になるとは思わなかったので、アーセナルが今のところリカバリー出来るかは、僕には分からない。今はトッテナムが獲得したものだと感じている」

 また、トッテナムの復調については、同チームの調子に加えてライバルの躓きも影響したと語っている。

「ここ数ヶ月、トッテナムは目を見張るような状況では無かったと思うが、アーセナルの躓きとマンチェスター・ユナイテッドの状況から、トッテナムは上昇した。良いプレーをし始め、他チームがポイントを落とすと、さらに上昇する。トッテナムで起こったことは、壮大なものではないと思う。実際アントニオ・コンテ監督が、夏にも留まるためにはサポートが必要だと言っていたのは、ほんの数週間前だった」

「冬の移籍市場で契約した2人(前述のクルゼフスキと、ウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクール)は大きな影響を与えたが、その後もコンテは『アーセナルかユナイテッドがトップ4でフィニッシュする』と言っていた。報道だと、彼は夏に1億5000万ポンド(約225億円)の支援を、留まるために必要としたが突然状況が変わった」

 32節終了時点で、4位トッテナムから7位マンチェスター・Uまでは6ポイント差。特に、5位アーセナルは直接対決を3試合残しており(3位チェルシー戦も含めると4試合)、1試合ごとに状況が大きく変わることも考えられる。今シーズンも最終盤までもつれたトップ4争いの結末は果たして。

サッカーキング

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