「とても失望している」ドジャース、黒人初の選手たたえるも批判殺到「これを投稿するのはワイルドだ」
2025年4月16日(水)20時35分 All About
ロサンゼルス・ドジャースの公式Instagramは4月16日に投稿を更新。伝説の選手、ジャッキー・ロビンソン氏をたたえるものの、批判の声が殺到しています。(サムネイル画像出典:ロサンゼルス・ドジャース公式Instagramより)
「先週はどこにいたのか、みんな見ていたんだから」
「今日、我々はジャッキー・ロビンソンの人生、遺産、そして伝説を祝う。ジャッキー・ロビンソンは永遠に生き続けるだろう。ありがとう、ジャッキー 」と英語でつづった同アカウント。ロビンソン氏がメジャーリーグデビューを果たした15日は、毎年各球団で選手や監督、コーチらが「42」の背番号を着けてプレーします。同アカウントは、Instagramのアイコンも「42」となっており、さらに背番号「42」の選手らが活躍する写真と動画も別投稿で公開しました。
しかし、コメント欄には批判の声が殺到。「いや。私たちは先週、あなたがどこにいたか見たし、何人かの選手はそこにいるのが少しうれしすぎるように見えた」「つい先週、ドジャースはジャッキーの遺産を消そうとしている政権を訪問することを決めた」「彼の遺産を消そうとする男のためにタップダンスを踊った後に、これを投稿するのはワイルドだ」「先週はどこにいたのか、みんな見ていたんだから」と、ドジャースがホワイトハウスを表敬訪問したことや、アメリカの現政権がロビンソン氏に関する記事を一時的に削除したミスに絡めた声が多く寄せられました。
中には、「私はドジャースを愛しているが、現政権がファンの多くにとってどれほど有害であるかにもかかわらず、君たちがホワイトハウスを訪問しただけでなく、ジャッキーと彼の遺産に対してどれほど無礼な態度をとったか、とても失望している。今さら彼のことを主張しようとしないでください。もっとうまくやってくれ」といった、ドジャースファンからの声も上がりました。
大谷翔平選手も背番号「42」を披露
同チーム所属の大谷翔平選手も同日、自身のInstagramで背番号「42」の自身の姿を披露。また、同日のコロラド・ロッキーズ戦にも勝利したドジャースですが、ファンからの視線は辛らつなようです。(文:橋酒 瑛麗瑠)