「彼はただ野球がしたいだけ」大谷翔平の“潔白証明”にロバーツ監督も安堵 チーム内の”落ち着き”も強調「解決して喜んでいる」

2024年4月16日(火)12時21分 ココカラネクスト

グラスノーは水原氏問題の渦中で大谷が無実であることを信じていたようだ(C)Getty Images

 米球界か今季の開幕を迎えるとともに、大谷翔平の元通訳を務めていた水原一平氏による賭博スキャンダルという激震に見舞われた。今季も活躍が期待されている大谷を巡っても、事件発覚以降さまざまな憶測が流れた中、現地時間4月11日、検察当局が捜査結果の発表により、“被害者”だったことが証明された。

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 この間、大谷自身も捜査を受けていたことなども明らかとなったものの、ドジャースの一員として、さらに、チームの主軸として、プレーでは高いパフォーマンスを披露していた。また、前代未聞のトラブルに巻き込まれ、慌ただしい日々を送る中でも、選手として自らの責任を果たし続けてきた大谷に対して、チームを率いる指揮官は全幅の信頼を置いていたようだ。

 専門メディア『Dodgers Nation』が現地時間4月14日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督による、捜査結果発表を受けての大谷についてのコメントを伝えている。

 同メディアは「ショウヘイ・オオタニと元通訳のイッペイ・ミズハラにまつわる最新ニュースが飛び込んできた。どのニュースもオオタニとドジャースにとってポジティブなものばかりだ」と綴っており、「報道によれば、オオタニはこの件では被害者とみなされており、連邦捜査からいかなる告発もされないという」と振り返っている。

 さらに、「この朗報を受け、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、この事態に関するいくつかの質問に答えた。ロバーツ監督は、この件がオオタニとクラブハウスを混乱させているという可能性を否定した。そして彼はその答えにさらに詳細を付け加えた」と綴り、ロバーツ監督の語ったコメントを掲載。

 ロバーツ監督は「正直に言うと、そんなことはない」とチーム内が落ち着いていることを強調し、さらに「オオタニはポーカーフェイスとは言いたくないが、とてもストイックだと思う。彼の感情はわからない。彼の頭の中にあるものは決してわからない」と大谷の様子も特に変化は無かったと述べたとしている。

 また、ロバーツ監督は「彼はプロだ。彼はただ野球がしたいだけなのだ」などと語っていたと記している。

 同メディアも、大谷の3割を大きく上回る打率や、本塁打が立て続けに飛び出していることに触れながら、「このことが打席にいるオオタニに影響を与えていないというロバーツの主張を裏付けている。この調査の中でも、オオタニは非常に良いパフォーマンスを見せた」と指摘。他にも、ロバーツ監督が捜査結果について、「これでこの件が解決し、喜んでいる」と語った安堵の言葉も紹介されている。

 さまざまな衝撃を与えた今回の一件は、まだこの先も多くの話題が飛び交うこととなるだろう。だが、指揮官のコメントにもあるように、これまで同様、この先も、グラウンドで披露される大谷のプレーには、何も変わりはないはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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