チェルシー、今季リーグ戦最多の6得点でエヴァートンに快勝!…好調パルマーが脅威の4発

2024年4月16日(火)5時59分 サッカーキング

チェルシーがエヴァートンに5発快勝! [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第33節が15 日に行われ、チェルシーとエヴァートンが対戦した。

 ここまで30試合を消化し、12勝8分10敗・勝ち点「44」の暫定9位につけているチェルシー。直近のリーグ戦では7試合無敗を維持しているものの、その間に連勝は1度もなく、チームとしてのパフォーマンスは継続性に乏しい印象だ。ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の5位トッテナムとは、暫定「16」ポイント差がついているが、少しでも上位に食い込むために、16位エヴァートンを本拠地に迎える今節は勝利が求められる一戦となる。昨年12月の前回対戦はエヴァートンが2発完勝。チェルシーは約4カ月ぶりの再戦でリベンジを目指す。

 最初の決定機は10分のエヴァートン。敵陣内で相手のビルドアップを引っ掛け、素早く右のアシュリー・ヤングへ展開し、外側をオーバーラップしてきたシェイマス・コールマンにボールが渡る。低くクロスにゴール前のベトが合わせたが、シュートは惜しくも枠の上へ外れる。対して序盤からボールを握っていたチェルシーは13分、敵陣中央でパスを受けたコール・パルマーが複数人に囲まれながらもボールをキープ。最後はニコラス・ジャクソンの落としをダイレクトでゴール左隅に突き刺し、先制に成功した。

 畳み掛けるチェルシーは18分に追加点。モイセス・カイセドのパスを受けてボックス内左へ侵入したミハイロ・ムドリクが中央へ折り返し、N・ジャクソンがダイレクトで合わせる。これはGKジョーダン・ピックフォードに阻まれるも、こぼれ球をパルマーが頭で押し込んだ。29分にはGKピックフォードの縦パスを鋭い読みでカットしたパルマーが右足でゴールを直接狙う。大きなループシュートがネットに吸い込まれ、前半だけでハットトリックを達成した。

 苦しい展開となったエヴァートンは35分、A・ヤングが右から上げたクロスにベトが頭で合わせてネットを揺らすも、オフサイドで得点は認められず。すると44分、パルマーのパスを受けて左サイド深くへ抜け出したマルク・ククレジャがクロスを供給し、これを収めたN・ジャクソンが反転から右足のボレーシュートをゴール左下隅に沈め、チェルシーが前半だけでリードを4点に広げた。

 後半最初の決定機もチェルシー。54分、自陣でのボール奪取からカウンターを発動すると、中央を持ち上がったムドリクがボックス内へスルーパス。斜めの動きで抜け出したパルマーがフィニッシュに持ち込んだが、GKピックフォードのセーブに阻まれた。61分にはパルマーとノニ・マドゥエケが立て続けにボックス内へ侵入してPKを獲得すると、パルマーがゴール右下に流し込み、5点目を獲得した。

 大量リードを奪ったチェルシーは、エヴァートンに何度かチャンスを作られながらも得点は与えず、優位性を保ったまま時計の針を進めていく。終盤には今週末のFAカップ準決勝を見据えて、4得点を挙げたパルマーとムドリク、N・ジャクソン、マロ・ギュストらをベンチに下げた。90分には途中出場の2人ゴールを演出。ボックス内左に侵入したベン・チルウェルが強烈なシュートを放つと、GKピックフォードがセーブしたこぼれ球をアルフィー・ギルクリストがボレーで押し込み、リードを6点に広げた。

 試合はこのまま6−0で終了。今シーズンのリーグ戦最多となる6得点を挙げたチェルシーが2試合ぶりの白星を飾った。チェルシーは今週末にマンチェスター・シティとのFAカップ準決勝を戦った後、23日にはアーセナルとの“ビッグロンドン・ダービー”が控えている。一方のエヴァートンは21日にホームでノッティンガム・フォレストと対戦する予定だ。

【スコア】
チェルシー 6−0 エヴァートン

【得点者】
1−0 13分 コール・パルマー(チェルシー)
2−0 18分 コール・パルマー(チェルシー)
3−0 29分 コール・パルマー(チェルシー)
4−0 44分 ニコラス・ジャクソン(チェルシー)
5−0 64分 コール・パルマー(PK/チェルシー)
6−0 90分 アルフィー・ギルクリスト(チェルシー)

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