日産自動車、新型コロナウイルス対策への支援として医療用フェイスシールドを製造

4月17日(金)13時10分 AUTOSPORT web

 4月16日、日産自動車は世界中で影響が出ている新型コロナウイルス感染症への対策として、神奈川県内の日産テクニカルセンター、総合研究所、横浜工場で新型コロナウイルス対策への支援の一環として医療用フェイスシールドを製造し、日本の医療現場に提供すると発表した。


 日産は、逼迫している医療現場に役立つよう、各事業所で保有する3Dプリンターを活用して医療用フェイスシールドの製造を行っていく。まずは、厚木のテクニカルセンター、追浜の総合研究所、さらに横浜工場で、月あたり約2500個のフェイスシールドを4月から生産を開始し、医療現場に提供する予定だ。


 また日本政府の要請に基づき、人工呼吸器および人工心肺装置の製造メーカーへの支援の検討を開始した。今後日産グループとして、これらの医療用機器製造のための工程改善の提案、増産場所や人材の提供、不足部品の供給等を提案していく。


 海外でも医療現場への支援を開始しており、アメリカでは3Dプリンターを活用し医療用フェイスシールドの生産を行い、ミシガン州、ミシシッピ州、テネシー州の医療施設に寄付。またイギリスでは、サンダーランド工場の従業員がボランティアとして、医療用フェイスシールドの提供を支援している。


 サンダーランド工場では、今週までに7万7000個のフェイスシールドを出荷し、その後は最大で毎週10万個を出荷する見とおし。日産はフェイスシールドの生産能力を大幅に引き上げるため射出成形機の購入を援助していく。またスペインでは、サンパウ病院、QEVテクノロジーズ、Eurecatとのコラボレーションにより、人工呼吸器の製造を開始する。今週からバルセロナのパワートレイン工場にて生産を開始する。


 日産グループは「引き続き自動車の開発および生産で培ったノウハウや、保有する設備を活用し、各国の政府や関係者の皆様と連携し、新型コロナウイルス感染拡大防止への支援を進めてまいります」としている。


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