スバル新型フォレスターの日本仕様が発表。運動性能と実用性を高め、世界初のサイクリスト用エアバッグも採用

2025年4月17日(木)14時46分 AUTOSPORT web


 スバルは4月17日、第6世代となる新型『フォレスター』の日本仕様車を発表した。運動性能や実用性がさらに高められ、世界初の『サイクリスト対応歩行者保護エアバッグ』が採用されている。


 新型フォレスターは、安心感を提供する先進安全装備、走る愉しさを感じさせる優れた運動性能、とことん使えるユーティリティなど、性能と実用性をさらに高め、日常から非日常まで、どんなときでも乗る人の期待に応える正統派SUVであり、スバルのグローバル販売を支える中核モデルだ。



 新型フォレスターには2.5リッター水平対向エンジンとトランスアクスルを搭載し、動力源のエンジンとモーターを効率よく使い分けるシリーズ・パラレル方式の“ストロングハイブリッド”を採用した『X-BREAK』と『Premium』に加え、高回転までリニアに出力を発生する伸びやかな加速と、環境性能を高次元で両立する1.8リッター直噴ターボエンジン搭載の『SPORT』という3つのグレードが用意される。


 クルマのフレームには、ボディ全体の骨格部材を強固に組み立ててから外板パネルを溶接する『フルインナーフレーム構造』が採用され、ボディの高剛性化と軽量化で路面からの振動の収束性を高めた。また、フロントサスペンションクロスメンバー、リヤサブフレーム、フロントシート取り付け部のウェルドナット形状を変更し、ボルト締結力を面で受ける形式に変更。取り付け部の剛性を高め、操縦安定性と乗り心地の向上が行われた。



第6世代となる新型スバル・フォレスターのリヤビュー


新型スバル・フォレスター(第6世代)のボディイメージ

 デザインは『Ready for Adventure 〜いつでも冒険に出られる、頼れるGEAR〜』をコンセプトに、エクステリアは量感と頑丈さの追求をモチーフにボリュームある堂々としたプロポーションを実現。ワイド感が強調されたフロントから、リヤまで軸の通った力強いボディを表現するサイド、下部の厚みとワイド感が強調されたリヤなどで、力強さと存在感を感じさせるものになっている。


 デザイン性と実用性を兼ね備えたインテリアは、テクスチャーや、乗員のコミュニケーションを重視したシート形状など、ふだん使いからアクティビティまで、家族や仲間と愉しめる居心地が良いインテリアに仕上げられている。


 また新型フォレスターでは、万が一の衝突時に歩行者やサイクリストを守る『サイクリスト対応歩行者保護エアバッグ』が世界初採用された。こちらはエアバッグの展開領域をAピラー後方まで拡大することで、歩行者と頭部接触位置が異なるサイクリストも守るという安全装備だ。


 そのほか、フォレスター初となる高度運転支援システム『アイサイトX』の採用や衝突安全性能が向上されたボディ、24時間365日コールセンターとつながる『SUBARU STARLINK』などで進化を果たした新型フォレスターのメーカー希望小売価格は404万8000円〜459万8000円(税込)となっている。詳細は公式サイト(https://www.subaru.jp/forester/)まで。



第6世代となる新型スバル・フォレスターのインテリア


第6世代となる新型スバル・フォレスターのインテリア


エアバッグ展開領域をAピラー後方まで拡大する『サイクリスト対応歩行者保護エアバッグ』


第6世代となる新型スバル・フォレスターの日本仕様車


第6世代となる新型スバル・フォレスターのリヤビューとコンビネーションランプ



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