打たれた投手呆然の快打 大谷翔平、規格外の178キロアーチに米愕然「ショウヘイはボールを完全に破壊した」
2025年4月17日(木)11時59分 ココカラネクスト

大谷の一打は驚異の一発となった。(C)Getty Images
反撃の口火を切る豪快弾となった。
現地時間4月16日にドジャー・スタジアムで行われているロッキーズ戦に大谷翔平(ドジャース)は「1番・DH」で先発出場。初回の1打席に今季第6号となるソロ本塁打を放った。
【動画】このパワー!大谷が観客席後方に飛び込む6号アーチを放ったシーン
チームが1点のビハインドを追っていた1回裏の打席だった。相手先発のヘルマン・マルケスと対峙した背番号17は、カウント1-2と追い込まれた状況で真ん中に投じられた85.1マイル(約136キロ)のカーブを強振。本人が確信めいてバットを掲げながら見送った打球は、右翼席に一直線。あっという間にフェンスを越えた。
驚くべきは打球スピードだ。大谷がジャストミートし、ヘルマンが呆然と見送った当たりは、なんと111マイル(約178キロ)を記録。改めて「投手」とは思えない規格外の弾丸アーチとなった。
これで打線に火が付き、ドジャースは一挙7得点の猛攻。打者一巡となったこの回に巡ってきた第2打席では、右前適時打を放った大谷。その打棒には米記者たちからも反響が拡散。米専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は「ショウヘイは野球ボールを完全に破壊した」と111マイルの弾丸アーチに愕然。「彼はドジャースに得点をもたらすために自力で何かをしてしまう」と綴った。
これで年間49本塁打ペースとした大谷。一時はやや低調なきらいもあったが、一気に復調の兆しが見えてきた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]