元鹿島・上田綺世の移籍示唆!ベルギー1部サークル監督「すでに幹部が…」

2023年4月17日(月)6時27分 FOOTBALL TRIBE

上田綺世 写真:Getty Images

 サークル・ブルッヘ所属の日本代表FW上田綺世は今月15日、ベルギー1部リーグのシント=トロイデンVV(STVV)戦で2ゴール。今季ここまで17得点と結果を残す中、ミロン・ムスリッチ監督が上田退団の可能性を示唆。現地メディアも同選手のステップアップ移籍を予想している。


 上田は昨年7月に鹿島アントラーズからサークル・ブルッヘへ完全移籍。加入当初は本職ではないトップ下での出場が続いていたが、昨年10月以降は前線でレギュラーに定着。FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)後もリーグ戦全試合先発出場で10ゴールと好調を維持しており、ベルギー1部リーグの得点ランキングで3位につけている。


 上田とサークル・ブルッヘの契約は2026年7月まで残っている。しかしベルギー紙『Het Nieuwsblad』は「カルロス・アビナSD(スポーツディレクター)は上田を獲得した時に『彼は少なくとも10ゴールを決める』と明言していたが、実際にそうなっている。サークル・ブルッヘは彼の獲得で100万ユーロ(約1億4000万円)を費やしているが、彼を数倍の金額で売却するだろう」と、同選手放出の可能性に触れている。


 そんな中、ムスリッチ監督はSTVV戦後のメディアインタビューで上田の去就に言及。「上田がゴールを決めすぎて、移籍するかどうか?スポーツディレクターは、すでに移籍金の計算をしている」


 「監督という立場では、彼を満足させなければ自分の仕事を失うことになるんだ。我々の仕事は主に若手選手を成長させることであり、そのためにスタッフ全員で日々努力している」と、クラブ幹部が同選手売却にむけて動いていることを明かした。


 また『HLN』は「サークル・ブルッヘが上田獲得のために支払った100万ユーロ(約1億4000万円)はバーゲン価格だ。サークル・ブルッヘに長期滞在する可能性は低いと思われるだけに、ムスリッチ監督も彼の退団を覚悟している」と綴っている。

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