FC東京から海外挑戦の渡辺剛がヘント退団へ「移籍の準備完了」

2025年4月17日(木)11時14分 FOOTBALL TRIBE

渡辺剛 写真:Getty Images

 ベルギー1部KAAヘント所属DF渡辺剛は、2025年夏の移籍が既定路線である模様。FIFAワールドカップ北中米大会での日本代表入りを視野に、欧州5大リーグへの挑戦する可能性も考えられる。


 ベルギーメディア『Voetbal』は4月16日、ヘント所属選手の去就を特集。その中で、2027年6月まで契約を残している渡辺について「ステップアップ移籍の準備が完了している」とリポート。2024/25シーズン終了後の退団が既定路線との見方を示している。


 また、同メディアは「渡辺はより大きなリーグへの挑戦を希望」と選手サイドの意向にも触れた上で、「ヘントは市場価値の900万ユーロ(約14億円)を上回る移籍金で彼を放出したいと考えている」と報道。クラブ首脳陣も28歳という年齢を踏まえ、2024/25シーズン終了後が日本人センターバックを高額で売却するラストチャンスと捉えているという。


 渡辺は2021年12月にFC東京からKVコルトレイクへ完全移籍。コルトレイク時代の2022/23シーズンにベルギー1部リーグ全試合でフィールドプレーヤー唯一のフルタイム出場という偉業を達成したことにより、ベルギー国内で評価を上げると、同シーズン終了後にヘントへ移籍。そのヘントでも主力選手として活躍しているだけに、2024年1,2月のAFCアジアカップ参戦時には、ヘント指揮官が日本代表に対して複雑な心境を覗かせていた。


 なお、日本代表のセンターバック陣では、スイス1部グラスホッパー・クラブ・チューリッヒ所属DF瀬古歩夢にも移籍の可能性が。ブンデスリーガやリーグアン所属クラブからの関心が報じられているが、渡辺としては代表枠を争う上でのライバルとも言える瀬古の動向も気になるところだ。

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