J2磐田のリカルド・グラッサ、日本での生活には満足している?
2025年4月17日(木)13時30分 FOOTBALL TRIBE

4月9日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ、J2ジュビロ磐田とJ1清水エスパルスとの静岡ダービー(2-1)で、磐田の決勝点を挙げたのはブラジル1部のCRヴァスコ・ダ・ガマ(2017-2021)にも所属していたDFリカルド・グラッサだった。
グラッサはブラジルメディア『Netvasco』に対し「清水に対しての6年ぶりの勝利に加え、自身もケガ明けでの復帰戦だった。記憶に残る瞬間になった」と語っている。
磐田と2025年12月まで契約を結ぶグラッサは、日本での暮らしにも好意的だ。同メディアのインタビューで「ブラジルは大好きだが、家族は日本にすっかり馴染んでいる」と明かし、将来的な進路については「家族と相談して決めたい」としている。
今回のゴールは、まもなく誕生予定の次女アナ・クララちゃんへの“初ゴール”として祝福された。グラッサは得点後、ボールをユニフォームに入れるパフォーマンスを披露し、その喜びを表現。これまでにもヴァスコ時代にダイレクトシュートでの得点経験はあるが、「今回のように、ボールがバウンドせず強く叩き込んだ形は初めてだった」と語っている。
現在28歳のグラッサは、妻と長女とともに来日しており、「娘は日本に住んでいる期間の方がブラジルよりも長くなった」とも語っている。家族ぐるみで日本の生活に満足しているようだ。