川内レース前にカレー 母明かすルーティン誕生裏話

4月17日(火)11時32分 日刊スポーツ

13年7月、埼玉県庁を訪れ、記念品の「彩の国黒豚カレー」を贈呈され笑顔の川内

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<第122回ボストン・マラソン>◇16日◇米ボストン

 ボストンを2時間15分58秒で日本勢31年ぶりに制した川内優輝(31=埼玉県庁)が試合前日にカレーを食べるのは有名の話。そのルーティン誕生には裏話がある。
 時は埼玉・春日部東高時代までさかのぼる。母美加さんは言う。
 「強い子がいてね。その子のまねです」
 その子とは高校の同級生で、早大に進学後は1年時から箱根駅伝6区を走った高橋和也さん。当時の川内と5000メートルの自己記録は約1分も違うチームの絶対エースだった。
 今でこそ多くのフルマラソンをこなすタフさを誇るが、当時の川内は度重なるけがに苦しんでいた。下級生時、川内は高橋さんのサポート役を担うことが多かった。
 少しでも追いつきたい−。そう考えている時、高橋さんがレース前日にカレーを食べていると知った。正直、理由はよく分からなかったが、自分も取り入れた。それからレース前日にカレーを食べるのが大事な儀式となった。
 強い者をまねしようと生まれたルーティンは、高校時代から現在まで続く。9位だった昨夏の世界選手権でも坂口五輪強化コーチにお願いし、カレーを用意してもらった。初めての遠征先ではカレー屋を探すのが最優先事項だ。数件を回り、お気に入りの店を探すこともある。マラソン同様、カレーへのこだわりも人一倍だ。

日刊スポーツ

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