“古巣”&“元宿敵”であるアーセナル戦に臨むケイン…「違う章」と特別な意識がないことを強調

2024年4月17日(水)15時59分 サッカーキング

バイエルンに所属するケイン [写真]=Getty Images

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 バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインは、自らの経歴を意識せずアーセナル戦に臨む心構えのようだ。16日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝セカンドレグのアーセナル戦を17日に控えているバイエルン。アウェイで行われたファーストレグを2−2のドローで終え、本拠地『アリアンツ・アレーナ』で行われる大一番に臨む同クラブだが、昨シーズンまでトッテナムでプレーしていたケインは幼少期にアーセナルのユースチームに所属した経歴を持ち、約1年間で放出された後、ワトフォードの下部組織を経てトッテナムのユースチームに入団していた。

 トッテナムとアーセナルは、ともにロンドンをホームタウンにするライバルチームとして知られており、両クラブが激突する“ノースロンドン・ダービー”は国内屈指の白熱度を誇っている。ケインはトッテナムに在籍していた昨季まで、幼少期を過ごした古巣相手に公式戦19試合で14ゴール3アシストを記録。準々決勝ファーストレグでもPKでゴールを挙げた。そんな古巣であり“元宿敵”でもあるアーセナルとのセカンドレグに臨むケインだが、本人には特別な意識がない模様。「僕自身というよりも、メディアやファンなど外からの影響だろう」と自らが過度に意識していることを明確に否定している。

 また、「もちろん僕は長年スパーズでプレーしてきたし、アーセナルとは多くの歴史がある。毎年おそらくシーズン最大の試合だった」と述べつつ、「でも、それは違う章であり、違うチームでプレーしている僕にとっては違う瞬間」と主張。続けて、「多くのスパーズファンがバイエルンの勝ち抜きを願っているのは分かっているが、僕はそこに集中することができない」と口にした。

 一方で、「もしかしたら若い頃から放出されたことで、“証明しなければならないこと”が常に頭の片隅にあったのかもしれない」とも明かしており、「僕はキャリアを通じて、証明すべきポイントがあるタイプの選手だと感じている。それは決して消えることはないと思う」と胸中を告白している。

サッカーキング

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