ボルドールの経験でEWCの切符を掴んだ綿貫舞空。ル・マンで昨年2位の3ART加入に「できれば優勝をしたい」と意気込み

2024年4月18日(木)21時55分 AUTOSPORT web

 2024年から3ART BEST OF BIKEに加入してFIM世界耐久選手権(EWC)に参戦することになった綿貫舞空。すでにフランスのル・マンで走行している彼にEWCでの意気込みとチームへの加入の経緯を聞いた。


 2020年から3年間を全日本ロードレース選手権ST600クラスで過ごし、2023年はTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWからST1000クラスにステップアップした綿貫。同チームは鈴鹿8耐とボルドール24時間にも参戦したため昨年はEWCの2戦も経験している。


 そして今季はフランスチームの3ART BEST OF BIKEでヤマハYZF-R1を駆り、EWCのSSTクラスを戦うことになった。


「もともと世界に行くのが目標で、やっと今年から世界選手権に出場できるようになりました」という綿貫は「去年は転倒が続いたので、今年は自分の基礎レベルを上げて、限界を超えない走りを身につけたいと思い耐久を選びました」とも語った。


 チーム加入の経緯については「昨年のボルドール24時間の際にいろんなチームと話をしていて、シーズンオフに3ART BEST OF BIKEから連絡がきました。チームは去年のル・マン24時間でSSTクラス2位表彰台に上がっていて良いチームなので、交渉して決めて今走れています」という。

綿貫舞空(3ART BEST OF BIKE)/2024EWC第1戦ル・マン24時間


 TONE RT SYNCEDGE 4413 BMWで経験を積み、1年で世界選手権への切符を掴んだ綿貫。ボルドール24時間の参戦でチームに巡り合えたといい、「日本でも走りたいですが、来年も世界で走れるようにしたいです。今年は勝負の一年になると思うので頑張りたいです」とも意気込んだ。


 3ART BEST OF BIKEは第1戦ル・マン24時間においてはクラス優勝も狙えるため「天候が日本と違って雨だったり晴れだったり難しいし、走行時間も少なく強敵もいますが、できれば優勝をしたいと思っています」と力強いコメントを残した。


 第1戦ル・マン24時間は4月18・19日の2日間予選があり、20〜21日の現地時間15時(日本時間22時)に決勝レースが行われる。


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