愛媛FC島佑成がスウェーデン1部ハンマルビー移籍へ。小杉啓太の影響指摘も
2025年4月18日(金)6時28分 FOOTBALL TRIBE

愛媛FCの2種登録選手であるU17日本代表DF島佑成は、スウェーデン1部ハンマルビーへの移籍が決まった模様。同国では、湘南ベルマーレ下部組織出身であり、A代表候補であるDF小杉啓太が活躍している。
現地メディア『Sporbladet』が4月17日に伝えたところによると、ハンマルビーはすでに島の獲得を確実にしているとのこと。記事では、「ハンマルビーは長い間、島に注目していた。彼は5月31日に18歳になるが、この夏からチームに合流することになった」と綴られているが、クラブ関係者は同メディアの取材を拒否したという。
左サイドバックを主戦場とする島は、ヴィッセル神戸U15、U18に在籍も、トップチーム昇格を果たせず。年代別代表にコンスタントに招集されるなか、2024年途中から愛媛U18でプレーすると、同年11月にクラブ史上初めて高校在学中でのプロ契約を勝ち取っている。
一方、スウェーデン国内リーグでは、スウェーデン1部ユールゴーデンIF所属DF小杉啓太の活躍が顕著に。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグでも好プレーを見せているほか、欧州5大リーグ移籍の可能性が報じられているだけに、現地では同選手の成長ぶりが間接的に島のスウェーデン移籍を後押ししたとの見方が広まっているという。
2025シーズンのJ2リーグ戦でここまで出番がない一方、2024年にU17日本代表の一員としてクロアチア遠征に参加するなど、世代トップレベルのディフェンダーとして頭角を現している島。10代での海外挑戦の見込みであるだけに、さらなる成長が期待される。