横浜FM、ホランド監督の“たられば発言”が話題。後任候補の議論も
2025年4月18日(金)12時0分 FOOTBALL TRIBE

J1の横浜F・マリノスがまたも勝利を逃した。4月16日に日産スタジアムで行われたJ1第12節清水エスパルス戦で、一時は2-0とリードしながらも後半に3失点し、2-3の逆転負けを喫している。決勝点は元日本代表の清水MF乾貴士に許した。これでリーグ戦6試合連続で白星なしとなり、サポーターの間では失望と怒りが広がっている。
特に批判を集めているのが、横浜FMの指揮官スティーブ・ホランド監督の試合後記者会見のコメントだ。「前半で試合が終わっていれば勝利」「9日の川崎フロンターレ戦(3-3)も30秒早く終わっていれば勝てた」といった“たられば”発言が指摘されている。
さらに、選手交代に関する姿勢にも疑問が集中した。ホランド監督は「良いプレーをしている選手を下げるわけにはいかない」と説明したが、疲労や展開に応じた交代が見られなかった点について厳しい意見が多く上がった。
また、得点時に選手が横浜FMベンチのパトリック・キスノーボヘッドコーチのもとへ駆け寄る姿が映し出されたことで、「すでにチーム内で信頼が薄れているのではないか」との見方も出ている。
ネット上では早くも後任監督候補の名前が取り沙汰されている。戦術の不安定さと試合終盤の失速を繰り返す現状に、サポーターの忍耐は限界に近づいているのかもしれない。