大宮戦でハットトリック。ヒアンがFC東京で「難しい」と感じていたワケ
2025年4月18日(金)11時45分 FOOTBALL TRIBE

FC東京所属のブラジル人FWマルセロ・ヒアンは、4月16日に行われたYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦のRB大宮アルディージャ戦でハットトリックを達成。チームの勝利に大きく貢献したが、母国メディアが同選手の現状を伝えている。
ブラジルメディア『Central do Bahia』は17日に「ヒアンが日本サッカー界に旋風を巻き起こしている」という見出しのもと、同選手の現状を特集。2024シーズン終了後にサガン鳥栖からFC東京へ移籍し、日本で4年目を迎えた同選手についてこう綴っている。
「彼はシーズン序盤に『FC東京のプレースタイルに適応するのが難しい』とコメントしていた。開幕直後、筋肉に問題を抱えたことが原因で難しい時間を過ごした。しかし、大宮戦でのハットトリックは、FC東京での彼のキャリアにとって重要な節目となるかもしれない。あのハットトリックは、彼が新しい環境に適応していることの証でもある。彼は『懸命な努力の成果が現れ始めている』と語り、自信を深めている」
現在22歳のヒアンは、2022年8月にECバイーアから横浜FCへ移籍。横浜FCで1年半プレーした後、鳥栖時代の2024シーズンにJ1リーグ戦で14ゴール2アシストを挙げてブレイク。鳥栖のJ2降格もあり、同シーズン終了後にFC東京へ移籍した。
2025シーズンはここまでJ1リーグ戦3試合のスタメン出場、4試合の途中出場でノーゴール。コンディション不良もあり結果を残せていなかっただけに、大宮戦でのハットトリックをきっかけに復調したいところだ。