敗因は万博?名古屋の長谷川監督「選手にも影響が出た」説明に批判

2025年4月18日(金)11時30分 FOOTBALL TRIBE

長谷川健太監督 写真:Getty Images

 現在J1リーグで最下位の20位に沈む名古屋グランパス。昨2024シーズン制したYBCルヴァンカップでも4月16日にJ2のカターレ富山に敗れ(1-1/PK5-6)、試合結果だけでなくクラブの姿勢や長谷川健太監督のコメントそのものに厳しい視線が注がれている。


 ルヴァン杯を前にした15日の記者会見で、同監督は「2025年大阪・関西万博」の影響により遠征時の宿泊にイレギュラーが発生したことを明かし、12日のJ1ガンバ大阪戦(0-2)では「選手のコンディションにも影響が出た」と語ったことが一部のメディアで報道された。
 G大阪戦に向けては、例年通りであれば大阪市内の定宿に泊まる予定だったが、13日の万博開幕に向けた関係者宿泊で利用できず、神戸市内のホテルに変更。試合当日には新幹線で新神戸から新大阪に移動し、そこからバスでスタジアム入りするという異例の行程となった。長谷川監督は「若干、体が重そうな選手も見受けられた」と語り、構えて守り速攻を狙う戦術を選んだ背景として宿泊事情も影響したことを示唆した。
 しかしこの発言に対して、SNSやネット上では「J3でももっと過酷な移動している」「定宿じゃないと戦術が機能しないって?」といった辛辣な声が相次いだ。「宿泊問題は事前に分かっていたはず」「万博は5年前から決まっている」など、準備不足を指摘する意見も多く、敗因を環境のせいにしたかのような説明にファンの不信感が高まっている。

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