国王杯決勝に臨むバルサ、今週末に2冠達成も…ライバルの結果次第でリーガ制覇

2018年4月18日(水)13時46分 サッカーキング

17日のセルタ戦はドローで終えたバルセロナ [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ第33節が17日に行われ、バルセロナは敵地でセルタと対戦。2−2と引き分けた結果、今週末に2年ぶりの優勝が決まる可能性が出てきた。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 首位を走るバルセロナはセルタと引き分けた結果、勝ち点を「83」に伸ばした。優勝の可能性を持つのはバルセロナのほか、2位アトレティコ・マドリード、3位レアル・マドリードの3クラブに絞られることとなった。

 3位レアル・マドリードの勝ち点は「67」。18日に行われる第33節アスレティック・ビルバオ戦に敗れると、残り5試合でバルセロナと16ポイント差がつくことになり、連覇の可能性は消滅する。

 そして2位アトレティコ・マドリードの勝ち点は「71」。仮に18日の第33節レアル・ソシエダ戦、22日の第34節ベティス戦で連敗を喫すると、バルセロナとの差は「12」のまま、残り4試合となる。

 以上の結果が揃った場合、バルセロナの優勝が決まることとなる。バルセロナが残り全試合で敗れ、アトレティコ・マドリードが全勝すれば勝ち点は「83」で並ぶ。しかしリーガ・エスパニョーラでは、最終節を終えて同勝ち点の場合、直接対決の結果によって順位を決めることとなっている。今シーズン、バルセロナはアトレティコ・マドリードに対して1勝1分けと勝ち越しているため、順位が逆転することはなく、バルセロナの2年ぶり通算25度目のリーグ優勝が決まる。

 なおバルセロナは21日、大会4連覇を懸けてセビージャとのコパ・デル・レイ(国王杯)決勝に臨む。セビージャを破り、以上の結果も揃った場合、今週末で2冠を達成する可能性があるということだ。

 アトレティコ・マドリードとレアル・マドリードが揃って黒星を喫する可能性は低いだろうが、「何が起こるか分からない」のがサッカーでもある。バルセロナのファンは大きな期待を胸に週末を迎えることになりそうだ。

(記事/Footmedia)

サッカーキング

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