トーレス、キャリアで“最高の監督”と“最高のチームメイト”を明かす

2018年4月18日(水)16時29分 サッカーキング

今季でアトレティコ・マドリード退団を表明しているトーレス [写真]=Getty Images

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 今シーズン限りでのアトレティコ・マドリード退団を表明した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが、これまでのキャリアにおける“最高の監督”と“最高のチームメイト”を明かした。17日付のスペイン紙『マルカ』などが伝えている。

 9日に行われたスポンサー絡みのイベントで、アトレティコ・マドリードを退団する意思を表明したトーレス。同クラブのほか、リヴァプール、チェルシー、ミランでプレーしてきた同選手は、16日に地元ラジオ局『カデナ・セール』の番組に出演すると、“最高の監督”にルイス・アラゴネス氏の名前を挙げた。

 同氏はアトレティコ・マドリードのレジェンドの1人として知られ、トーレスが同クラブのトップチームデビューを果たした直後の2001−02シーズンから2年間にわたって監督を務めた。「試合に出られないときは、自分自身に怒りをぶつけろ」と教えられたように、サッカー選手としてのイロハをたたきこまれた恩師である。

 また、スペイン代表監督としてユーロ2008優勝を達成した際には、それまで代表の主将を務めていたラウール・ゴンサレス氏をメンバーに招集せず、トーレスら新世代の選手たちを信頼。迎えたドイツ代表との決勝戦では、同選手が唯一のゴールを決めて指揮官の信頼に応えてみせた。

 なおトーレスは、現在アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督との確執を否定。「少し前に2人でかなり話をしたし、彼との間に一切問題はない。アトレティコのファンはそれを理解している」とコメントしている。

 一方、トーレスは“最高のチームメイト”について尋ねられると、リヴァプール時代の盟友である元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラード氏の名前を即座に挙げた。「一緒にプレーした選手の中では、彼がベストの選手だ。アトレティコの選手? 選ぶのは難しい。11年もいるからね」。

 アトレティコ・マドリードは、ホームで迎えるリーガ・エスパニョーラ最終節のエイバル戦で、トーレスの退団セレモニーを実施することを発表している。『マルカ』によると、チケットは残り500枚しかなく、試合当日のスタジアムはクラブのアイドルとの別れを惜しむファンで埋め尽くされる見込みだという。ファンならずとも、最後の勇姿を目に焼き付けておきたいところだ。

(記事/Footmedia)

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