U20日本代表DF小杉啓太、ECL準々決勝で鮮やかな“ボレー弾”! 4強入りのチームはチェルシーと激突へ
2025年4月18日(金)7時36分 サッカーキング
ECL準々決勝・セカンドレグで得点を挙げた小杉啓太 [写真]=Getty Images
昨年3月に湘南ベルマーレの育成組織からユールゴーデンに移籍した小杉。今シーズンのECLではリーグフェーズ第5節のヴィキングル・レイキャヴィーク(アイスランド)戦で1ゴールを挙げており、クラブのラウンド16進出に貢献した。そんななか、ECL準々決勝・セカンドレグが17日に行われ、ユールゴーデンは敵地でラピード・ウィーン(オーストリア)と対戦。小杉は左サイドバックとして先発している。
試合は42分にPKでユールゴーデンが先制したものの、前半終了間際にオウンゴールで同点弾を許してしまう。すると、2戦合計スコア1−2と追い込まれた77分に小杉がチームを救う。右サイドで得たコーナーキックが立て続けに相手の中途半端なクリアを生み出し、ボックス手前へと流れた浮き球に小杉が反応。右足のボレーシュートでゴール左上に決め切り、2戦合計スコアでユールゴーデンが追いついた。
その後、延長戦に突入したゲームは95分と105分にトビアス・グリクセンが連続で得点を奪い、ユールゴーデンがセカンドレグを4−1で勝利。2戦合計4−2でECL準決勝進出を決めた。しかし、小杉は99分に右足を痛めて負傷交代。チームが4強入りを決めた一方、日本人サイドバックの状態に不安が残る結果となった。
準決勝・ファーストレグは来月1日に行われ、ユールゴーデンは敵地でチェルシーと対戦する。
【動画】小杉の一撃が「GOAL OF THE DAY」にノミネート!