初日最速のノリス「アドバンテージが思っていたより小さい。マシンより自分の調整に集中している」
2025年4月19日(土)10時25分 AUTOSPORT web

2025年F1サウジアラビアGPの金曜、マクラーレンのランド・ノリスはフリー走行1=2番手/フリー走行2=1番手、オスカー・ピアストリはフリー走行1=4番手/フリー走行2=2番手だった。
ピアストリはバリアにマシンをこする場面があったほか、ソフトタイヤでのアタックでミスをしたこともあり、初日はノリスの方が両セッションともにチームメイトの上に立った。ノリスのFP2最速ラップは、ピアストリの2番手タイムより0.163秒、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の3番手タイムより0.280秒速かった。
今回マクラーレンはアップデートコンポーネントとして、ディフューザーとリヤコーナーの変更を申告している。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
フリー走行1=2番手(1分29秒246/25周)/フリー走行2=1番手(1分28秒267/21周)
「今のところ、自信を持てているけれど、他もすぐ後ろにつけている。今日はもっと大きなギャップを期待していた。自分たちが速いことも、素晴らしいマシンを持っていることも分かっているが、それでも安心はできないし、望んでいるほどには快適ではない。懸命に取り組み、自分たち自身に集中し、何ができるかを見ていくだけだ」
「今日は、マシンのセットアップに取り組むというよりも、自分のドライビングに重きを置いた一日だった。良いスタートを切ることはできたと思う。生産的だったし、自信を感じ、良い感触をつかむことができた。今日達成したかったことに関しては、正しい方向に進めていると思う」
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
フリー走行1=4番手(1分29秒341/25周)/フリー走行2=2番手(1分28秒430/22周)
「堅実な金曜日だった。少し難しい一日ではあったが、マシンのペースは良いと思う。ライバルたちとはあまり差がないようなので、予選で最良の状態に持ち込むためにいくつかの課題を解消する必要がある。今夜すべてを見直して、明日に向けてしっかりと準備するよ」