大谷翔平が100年ぶりの歴史的な一発!米メディアは「元祖二刀流」との“縁”を伝える「ルースが最初のホームランを打った1世紀後に」

2023年4月19日(水)16時30分 ココカラネクスト

大谷の先制4号2ランは歴史的な一発となった。(C)Getty Images

 現地4月18日(日本時間19日)、エンゼルスの大谷翔平は敵地・ヤンキースタジアムで行われたヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。1打席目に、相手先発のクラーク・シュミットが投げた3球目のスライダーを捉え、先制の4号2ランを放って5−2の勝利に貢献した。打球速度は今季最速の116・7マイル(約187・8キロ)を記録。昨季大谷とMVP争いを繰り広げたアーロン・ジャッジの前で、7試合ぶりとなる一発を叩き込んだ。

【動画】歴史的な一発となった大谷翔平の4号2ラン!今季最速「187キロ」の弾丸アーチの映像

 大谷がこの日放った本塁打は、“歴史的な一発”となった。試合前、MLBの公式テレビ局『MLBネットワーク』の公式Twitterは過去の映像とともに、「100年前の今日、ベーブ・ルースが旧ヤンキースタジアムで史上初の本塁打を放った。そして今日、最高の二刀流プレイヤーであるショウヘイ・オオタニが、ブロンクスで主役を演じる」と投稿。同メディアが伝えたように、この日は1923年に完成した旧ヤンキースタジアムが開場してから100周年の記念日だった。

「ベーブ・ルースが建てた家」とも呼ばれる同球場の記念日でいきなり先制ホームランを放った大谷。現地の各メディアはこの歴史的な一発に反応した。米紙『ワシントン・タイムズ』は記事を配信し、「ベーブ・ルースが旧ヤンキースタジアムで最初のホームランを打った日から100年後のこの試合、ショウヘイ・オオタニがヤンキースタジアムでホームランを放った」と伝えた。

 また、『MLB.com』のエンゼルス番を務めるレット・ボリンジャー氏も「ちょうど1世紀後、大谷はルースに続いてヤンキースタジアムでHRを放つ」のタイトルで記事を配信。同氏は「ヤンキースタジアム、すなわち『ルースが建てた家』がブロンクスにオープンしたのは、ちょうど100年前の火曜日だった。野球界最後の二刀流スーパースター、ベーブ・ルースは、開幕戦のホームランでその球場の名を刻んだ」と紹介。さらに、「その1世紀後、野球界で唯一の二刀流選手であるショウヘイ・オオタニが、ヤンキースタジアムで初回に2ランホームランを放ち、エンゼルスを勝利に導いたのは、まさにふさわしいことだった」と言及し、歴史的な一発を称えた。

 昨季はベーブ・ルース以来、104年ぶりとなる同一シーズンでの「2桁勝利・2桁本塁打」の偉業を達成した大谷翔平。偉大な2人の二刀流は不思議な縁で繋がっているのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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