横浜FMホーランド監督解任で、名古屋サポがザワつく

2025年4月19日(土)13時0分 FOOTBALL TRIBE

長谷川健太監督 写真:Getty Images

 J1の横浜F・マリノスが4月18日、スティーブ・ホーランド監督の解任を発表した。今2025シーズンから指揮を執っていたホーランド監督だが、横浜FMは現在リーグ11試合を戦い1勝5分け5敗の19位と降格圏に沈んでおり、就任からわずか4か月での交代の決断となった。


 このニュースに、現在J1最下位(20位)に沈む名古屋グランパスのサポーターが反応している。現在の名古屋は、リーグ10試合を終えて2勝2分6敗と苦しい状況だ。YBCルヴァンカップでも16日にカターレ富山に敗れ(1-1、PK5-6)、早期敗退となっている。


 名古屋サポーターはネット上で「横浜FMのが正しいクラブの姿勢だな」「少なくとも何もせずに沈むよりはマシ」といった声を挙げている。名古屋より上位ながら行動に移した横浜FMの監督交代が、名古屋サポーターの焦燥感を煽っているようだ。


 名古屋の長谷川健太監督に対しては「戦う姿勢や頑張りという言葉だけでは限界」「選手の特徴がまったく生かされていない」との指摘がある。「がんばる、戦う、は当たり前」「なぜプレスがはまらないのか、なぜチャンスが作れないのかを説明してほしい」と、具体性の欠如に対する苛立ちも表面化している。


 また、名古屋のフロントに対しても「素さん(山口素弘GM)は説明責任を果たしていない」という声があがる中、クラブとしての危機意識が問われている。解任の是非だけでなく、何も説明がない現状にこそ、多くの不信が集まっているようだ。


 横浜FMの決断は、奇しくも名古屋の問題を浮き彫りにする形になった。名古屋がこのまま沈んでいくのか、それとも巻き返しを図るのか。次節20日のホームでのサンフレッチェ広島戦は、ピッチ上の戦いだけでなく、クラブ全体の姿勢が問われる一戦となりそうだ。

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