バルサがカンプ・ノウでカディスに敗戦…リーグ戦の連勝は「7」でストップ

2022年4月19日(火)10時4分 サッカーキング

 ラ・リーガ第32節が19日に行われ、リーグ戦7連勝中の2位バルセロナと、降格圏内の18位に位置するカディスがカンプ・ノウで対戦した。

 好調なリーグ戦でヨーロッパリーグ(EL)敗退のショックを払拭したいバルサは、フランクフルト戦で負傷したペドリに加え、ロナルド・アラウホが出場停止により欠場。フランクフルト戦からは4選手を入れ替え、最前線にメンフィス・デパイ、右サイドバックにセルジーニョ・デスト、ペドリとアラウホのポジションにはフレンー・デ・ヨングとクレマン・ラングレを起用した。

 先に決定機を迎えたのはホームのバルサ。立ち上がりの3分、右サイドでボールを持ったウスマン・デンベレのドリブル突破からゴールに迫まり、最後はフェラン・トーレスがこぼれ球に反応したが枠を捉えきれない。対するカディスもボールを奪うと積極的に前線のスペースに選手が飛び出していき、14分、27分とカウンターからゴールを脅かしたが、こちらも決めきることができない。

 バルサは躍動するデンベレがフィニッシュまで持ち込むもののGKヘレミアス・レデスマの牙城を崩しきれないままゴールレスでハーフタイムに突入。すると迎えた48分にカディスが先手を奪う。左サイドからゴール前に送られたクロスにルベン・ソブリーノが反応してヘディングシュートを放つも、これはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがセーブ。さらにこぼれ球を押し込もうとソブリーノが右足を伸ばし、再びGKのセーブに遭うも、最後はルーカス・ペレスが押し込んだ。

 1点を追うバルサは前半同様、デンベレが攻撃を牽引するもカディスの粘り強い守備と守護神にゴールを阻まれる。終盤にかけてはカディスもカウンターから好機を作り出したが、試合を決める追加点は奪えず、オーバメヤン、ルーク・デ・ヨング、アダマ・トラオレを投入したバルサが攻勢を強めていく。しかし、度々チームを救ってきたルークのヘッドも、エリック・ガルシアの強烈なミドルも、オーバメヤンの決定機もGKレデスマの壁を打ち破ることはできなかった。

 結局、試合は0−1のまま終了となり、カディスがカンプ・ノウでの初白星を手にするとともに、勝ち点3を加えて残留圏内の16位に浮上。一方のバルサは連勝が「7」でストップし、1試合未消化ながら、セビージャ、アトレティコ・マドリードと勝ち点60で並び、すぐ後ろにベティスが迫る状況となっている。

【スコア】
バルセロナ 0−1 カディス

【得点者】
0−1 48分 ルーカス・ペレス(カディス)

サッカーキング

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