岩井明愛、竹田麗央、山下美夢有 米注目の“ジャパンルーキー”がV争い「伸ばし合いについていく」
2025年4月20日(日)15時16分 ALBA Net
左から竹田麗央、岩井明愛、山下美夢有(撮影:ALBA)
<JMイーグルLA選手権 3日目◇19日◇エル・カバレロCC(カリフォルニア州)◇6679ヤード・パー72>
日本のルーキーが世界最高峰の舞台で奮闘している。トータル17アンダー・首位タイに岩井明愛、3打差5位に竹田麗央、4打差8位には山下美夢有。米ツアーが注目する新星たちによる、激しい優勝争いが繰り広げられている。
岩井は第3ラウンドで1イーグル・6バーディ「64」をマーク。単独2位で終えた2月の「ホンダLPGAタイランド」に続く2度目の最終日最終組に入った。「最終組で回れること、優勝争いに加わっていることがうれしい。失敗もあるかもしれないけれど、経験できるのがうれしい」と、最終決戦を前に心境を語った。
3月の「ブルーベイLPGA」でルーキーVを飾った竹田も、この日「64」を叩き出してV戦線に急浮上。「上位陣もスコアを伸ばしてくると思う。あすもそれについていけるように頑張りたい」と意気込んだ。
山下は「70」とスコアを伸ばしきれず、4位から8位に後退。「欲を言えば、もう一打ぐらい…(伸ばしたかった)」と悔しさをにじませたが、首位と4打差は十分に逆転圏内だ。「あしたはこの3日間よりもスコアを伸ばしたい」と、竹田に続くルーキーVを目指す。
それぞれの今季自己最高位は、岩井が2位、竹田が優勝、山下は4位。今年はルーキー豊作年と称され、この3人はまさにその象徴的存在だ。さらに岩井と並ぶ首位のイングリッド・リンドブラト(スウェーデン)、単独4位のユン・イナ(韓国)、10位タイのワン・シンイン(中国)と、トップ10のうち6人をルーキーが占めている。
最終日に抜け出すのは誰か。頂点を懸けた激闘の火ぶたが、いよいよ切られる。
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