「オオタニの代わりなんていない」“盟友”トラウトが大谷翔平、そして異次元契約に本音を告白「彼を思うと嬉しくなった」

2024年4月20日(土)11時57分 ココカラネクスト

ドジャース移籍後も大谷とは絆を深めているトラウト。(C)Getty Images

 いまだ絆は固い。

 現地時間4月19日に米ポッドキャスト番組『Foul Territory』に出演したエンゼルスのマイク・トラウトは、昨シーズンまでチームメイトだった大谷翔平(ドジャース)について言及。6年間ともにプレーした偉才に対する想いを口にした。

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 日本でも「トラウタニ」の異名が定着するほどの名コンビを組み、エンゼルスを牽引した。その在籍6年で大谷は2度のアメリカン・リーグMVPや本塁打王にも輝き、チームにとって欠かせない存在へと成長していった。ゆえにトラウトは「もちろん彼を戻ってこさせようと努力した」。

 しかし、球界屈指のスラッガーの想いも空しく、大谷はドジャースへと移籍。10年総額7億ドル(約1015億円)というプロスポーツ史上最高額の天文学的なビッグディールを締結した。

 無論、投打で違いを生み出し、チーム内にも小さくない影響力をもたらしていた大谷の退団は、トラウトにとっても小さくないショックだった。

「オオタニのような男を失うということ……彼の代わりなんていないんだよ。投げるうえに、打つからね。フリーウェイシリーズで、彼と数回会って話をしたよ。僕は彼のことをうれしく思っているんだ」

 もっとも、チームを去った大谷の決断に恨みのような想いはない。トラウトはこうも続けている。

「なんというか俺は、あの契約(ドジャースとの契約)に興奮したし、ショウヘイのことを思うと嬉しくなった。彼ならどこへ行っても大活躍さ」

 番組のホストから「彼の打撃練習がキミの見た中で最高か?」と問われ、「あぁそうだね。あれは冗談みたいに半端じゃない」と絶賛したトラウト。エンゼルスとは違う道を歩む決意をした大谷だが、いまだに揺るぎない尊敬を集めているようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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