阪神日本一打線がいよいよお目覚め!15得点で5連勝!首位中日に0・5差 注目集める「キーマン」「復調のポイント」とは

2024年4月20日(土)19時16分 ココカラネクスト

大山の打撃に勢いがついてきた(C)産経新聞社

 阪神の勢いが止まらない。

 阪神は4月20日の中日戦(甲子園)に15−2と大勝。先発全員安打となる15得点と打線が爆発、5連勝といよいよ勢いに乗ってきた。

【動画】頼れる主砲が戻ってきた!大山が初回に2点適時打を放ったシーン

 相手左腕、大野雄大の立ち上がりを攻めた。初回、近本光司が四球で出塁、二死後に4番・大山悠輔がセンターへの適時打で先制点を奪うとすぐに逆転を許すも2回もシェルドン・ノイジーの四球から始まり、坂本誠志郎、木浪聖也の連打で無死満塁の好機を作ると、今度は先発の大竹耕太郎が自らでタイムリーを放って同点に追いつく。2回途中に大野を降板させると、2番手の梅野雄吾を今度はクリーンアップが攻めたてる。

 一死満塁の場面で打席に入った森下翔太がレフト線へタイムリーを放つと、大山は2打席連続打点となる犠飛をマーク。仕上げは佐藤輝明が右翼線へ2点二塁打を放ち、この回一挙7得点のビッグイニングに結びつけた。

 さらに勢いは止まらない。6回にも途中出場の前川右京が二死二、三塁の好機に相手左腕、橋本侑樹から2点適時打をマークし、10点目をもぎ取った。

 7回にも中野、大山、佐藤に適時打が飛び出しさらに5点を追加。まさに猛虎打線が爆発し、お祭り騒ぎ、中日を押し切った。

 ここまで主砲の大山を始め、主軸の不振ぶりもクローズアップされていたが、この日はクリーンアップ全員に打点がつく活躍ぶりでチームを盛り立てた。

 何よりも大きかったのは4番・大山の復調だろう。開幕から打撃不振にあえぎ、ちょうど1週間前となる14日の中日戦(バンテリン)で、4番を外された。しかし前日の試合で待望の今季1発が飛び出すと、この日は3安打の猛打賞で3打点をマーク、持ち味である四球、犠飛ををしっかりマークできたことも大きかった。

 大山はくしくもこの日国内FA権を取得。節目の日を自身の猛打で祝った。

 先発の大竹も7回8安打2失点で今季2勝目をあげた。チームはこれで首位の中日に0、5ゲーム差に迫った。昨年の日本一チームがいよいよ波に乗ってきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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