大谷翔平に「打点のチャンスを与えていない」戦列復帰後の“下位打線”は? 「20試合でわずか8打点」の現状をド軍メディア指摘

大谷に打点のチャンスを与えるにはどうすればいいのか(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平が4月19日、妻の真美子さん(28)との間に第1子となる長女が誕生したことを自身のインスタグラムで報告。その出産に立ち会うため、「父親リスト」に入っていた大谷だが、あす20日(日本時間21日)にはチームに合流し、敵地で行われるレンジャーズ戦に復帰することになった。
【画像】大谷翔平がパパに!女児誕生をインスタで報告 実際の投稿
地元紙『Orange County Register』のビル・プランケット記者によれば、大谷からショートメールが送られたとデーブ・ロバーツ監督が明かしたという。
そんな大谷だが、今季はここまで20試合に出場して打率.288、6本塁打、8打点の成績となっている。ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「20試合でオオタニの打点はわずか8打点。そのうち5打点はソロホームランによるもの。この原因は明白だ」と記し、「ドジャースの下位打線が塁に出られず、彼に打点のチャンスを与えていないことが原因だ」と指摘している。
同メディアは、大谷は昨季主にドジャースの先頭打者として、ナ・リーグトップの130打点を記録したと説明。「そのうち約25%は彼自身の力によるもので、ナ・リーグ最多の54本塁打のうち32本はソロ本塁打だった。しかし、残りの75%は、高く評価されている打線の層の厚さが有利に働いた」と、下位打線が出塁して大谷の活躍を支えたことを伝えた。
まだシーズンは始まったばかりだが、現状は好機で大谷に回す機会が少ない。ドジャース打線のうち7番から9番までの打者は、4月17日までの合計では打率.173となっているという。
ただ、直近3試合ではマックス・マンシーが3試合連続安打を放つなど、状態を上げてきている選手もいる。大谷が21日の試合に復帰後、どんな打順を組むのか。2年連続MVPに輝いた男をどう生かすか、チームが勢いに乗る戦略が必要となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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