アルバレスがアトレティコにチェルシーMFフェルナンデス獲得を進言
2025年4月20日(日)15時0分 FOOTBALL TRIBE

プレミアリーグのチェルシーでは、不安定なパフォーマンスが続くなか、クラブのエンツォ・マレスカ監督の手腕に疑問を呈する声が高まっている。リーグでの直近16試合中わずか5勝という結果に加え、4月18日のUEFAカンファレンスリーグ(UECL)では、MF森下龍矢がフル出場のレギア・ワルシャワ(ポーランド)相手に敗北を喫し(1-2)、スタンフォード・ブリッジにはブーイングも飛んだ。
そうしたなか、ラ・リーガのアトレティコ・マドリードに所属するアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが、チェルシーに在籍する同代表のMFエンソ・フェルナンデスの獲得をクラブに強く進言していることが『FootballFanCast』によって報じられた。
報道によれば、アルバレスは非公式にアトレティコへ働きかけを行っており、チェルシー側はフェルナンデスの移籍に際して少なくとも6,900万ポンド(約130億8642万円)を要求する姿勢だとされる。しかし、この金額はアトレティコにとっては厳しく、実現の可能性は低いという予測も出ている。
フェルナンデスは移籍当初こそ苦戦したが、現在ではチェルシーの中心的存在となっており、今2024/25シーズンはキャプテンマークも託され、リーダーとしての資質も高く評価されている。代表チームの同僚であるアルバレスが、その実力を高く評価しているのも当然といえる。
一方で、チェルシーはシーズン序盤こそタイトル候補と目されながらも、現状ではその期待を裏切る様相を呈しており、主力選手たちの奮起が求められている。