WEリーグがラ・リーガとパートナーシップ協定を締結 なでしこリーグも含めた三者間協定

2022年4月20日(水)17時8分 サッカーキング

 公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は20日、スペインのプロフェッショナルサッカーリーグ「ラ・リーガ」、ならびに一般社団法人日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)との三者間でパートナーシップ協定を締結したことを発表した。

 WEリーグにとっては初めての海外リーグとの協定締結となる。この協定は以前になでしこリーグとラ・リーガ間で締結されていたが、WEリーグ発足に伴い、三者間協定として新たに結ばれた。

 ラ・リーガは組織内に国際交流の部門を有し、世界各地においてサッカーのさらなる発展に寄与してきた。今回のパートナーシップ協定は、「3リーグ間におけるサッカー振興に向けた協力」が目的となる。また、主な協力事項には、「組織、マーケティング、グラスルーツ等の分野に関する知識の交換」、「試合による交流/コーチングプログラム」、「サッカーマネジメントへの女性参入プログラム、男女共同参画」が挙げられている。

 関係者のコメントは以下の通り。

■WEリーグ 岡島喜久子チェア コメント
「世界有数のリーグであるラ・リーガ、日本女子サッカーの普及・強化をともに支えていくなでしこリーグと3者でパートナーシップ協定を締結できることを大変光栄に思います。WEリーグは『世界一の女子サッカー』をビジョンに掲げています。それを実現するためには、各国のリーグが互いに協力し切磋琢磨し続けることが必要です。この協定から第一歩を踏み出し、それぞれが培ってきた良い取り組みを惜しみなく吸収していきたいと考えています」

■なでしこリーグ 岩上和道理事長 コメント
「なでしこリーグでは、2018年にスペイン『ラ・リーガ』との連携協定を結びましたが、国内プロリーグであるWEリーグ誕生に伴い、この度3者間での協定を締結しました。この協定を活かし、WEリーグと共に日本女子サッカーをより一層発展していきたいと思います。日本女子サッカーのアマチュア最高峰になったなでしこリーグは、今後も海外との連携を意識し、様々な取り組みを推進してまいります」

■ラ・リーガ ペドロ・マラビア女子ダイレクター コメント
「日本は、女子サッカー界やラ・リーガにおいて大いに参考となる存在です。この協定が、知識の交換や女子サッカーを世界に広めるための素晴らしい機会になると確信しています」

サッカーキング

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