バイエルン、CLベスト8敗退の鬱憤を晴らす4ゴール! ハイデンハイムを粉砕しブンデス首位堅持

2025年4月20日(日)0時22分 サッカーキング

ケインの先制弾を皮切りにバイエルンがゴールラッシュ [写真]=Getty Images

 ブンデスリーガ第30節が19日に行われ、バイエルンは敵地でハイデンハイムと対戦した。

 バイエルンは前節終了時点で21勝6分2敗を記録し、勝ち点「69」を獲得。2位につけるレヴァークーゼンには勝ち点差「6」をつけ、首位に立っている。だが、前節はドルトムントとの“デア・クラシカー”を2−2のドローで終えると、チャンピオズリーグ(CL)でもインテルに2戦合計3−4で破れ、ベスト8敗退が決定。気がつけば今季狙えるタイトルはブンデスリーガのみとなっており、2シーズンぶりの覇権奪還はクラブにとって“至上命題”と言える。

 公式戦4試合ぶりの白星をめざす今節は、6勝4分19敗の成績で16位と、残留争いに身を置くハイデンハイムの本拠地に乗り込んだ。試合は13分に動く。ペナルティエリア手前でミカエル・オリーズからのパスを受けたハリー・ケインが、反転から狙い澄ましたミドルシュートを沈め、幸先良くバイエルンが先手を取った。

 勢いに乗るバイエルンは19分、ピッチ中央でジョシュア・キミッヒからの縦パスを引き出したセルジュ・ニャブリが、ファーストタッチで大きく持ち出し、背後のスペースへスルーパスを送る。見事にラインブレイクしたコンラート・ライマーがGKとの1対1を冷静に制し、追加点をゲット。36分にはゴール前でこぼれ球を拾ったキングスレイ・コマンが、ボックス右の深い位置から見事に右サイドを射抜き、バイエルンが3点をリードしてハーフタイムに突入した。

 後半に入ってもバイエルンの勢いは止まらず、56分にはボックス左のスペースでアレクサンダル・パヴロヴィッチからのパスを引き出したラファエル・ゲレイロが、後方へ落とすと、前を向いたジョシュア・キミッヒが狙い澄ました右足シュートでゴールネットを揺らす。直後にもケインやオリーズがゴールを脅かす場面を作り出したが、GKケヴィン・ミュラーの好セーブを前に5点目は奪えない。

 試合はこのままタイムアップ。この結果、バイエルンは公式戦4試合ぶり、ブンデスリーガでは2試合ぶりの白星を手にし、首位の座を堅持した。

 次節、バイエルンは26日にホームで佐野海舟所属のマインツと、ハイデンハイムは25日に敵地でチェイス・アンリ所属のシュトゥットガルトと、それぞれ対戦する。

【スコア】
ハイデンハイム 0−4 バイエルン

【得点者】
0−1 13分 ハリー・ケイン(バイエルン)
0−2 19分 コンラート・ライマー(バイエルン)
0−3 36分 キングスレイ・コマン(バイエルン)
0−4 56分 ジョシュア・キミッヒ(バイエルン)

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