三笘がキャリアハイの今季8ゴール目を記録も…ブライトンは5試合未勝利

2025年4月20日(日)1時11分 サッカーキング

今季8点目を挙げた三笘[写真]=Getty Images

 プレミアリーグ第33節が19日に行われ、ブライトンはブレントフォードの本拠地に乗り込んだ。

 ブライトンは、ここまで32試合を消化したリーグ戦で勝ち点「48」を積み上げ、10位に位置している。直近のリーグ4試合は白星から遠ざかっており、一時は来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を狙えるところにいたものの、現在はCL出場圏内の5位マンチェスター・シティとの勝ち点差は「7」に広がっている。日本代表FW三笘薫は前節、負傷によってスカッド外となったが、今節はメンバー入り。ベンチから出場機会をうかがうことになった。

 試合は、いきなり3分にブレントフォードに決定機が訪れる。ケヴィン・シャーデが左サイドを抜け出すと、グラウンダーのクロスを送り込む。そこにヨアヌ・ウィサが合わせるも、ブライトンGKバルト・フェルブルッヘンが決定機を阻止した。すると、素早い攻撃からチャンスを作るブレントフォードが先制点を奪う。9分にキーン・ルイス・ポッターがブライアン・エンベウモにスルーパス。DFラインを抜け出したエンベウモが、ゴール左側にシュートを決めきった。
 
 その後、サイドからの攻撃を繰り出すはブライトンは、ペルビス・エストゥピニャンのクロスにダニー・ウェルベックが合わせるも、水際でブレントフォードDF陣がブロック。良い状態からシュートを放つまで至ることはできない。攻撃の形を作れずにいたが、前半アディショナルタイムに同点に追いつく。ヤンクバ・ミンテのバックパスをマッツ・ウィーファーがクロス。ウェルベックが体勢が悪いながらもヘディングシュートを決め、試合を1−1で折り返す。

 後半の立ち上がり、ブレントフォードは勝ち越しに成功する。ブライトンのビルドアップを敵陣で引っ掛けると、エンベウモまでつなぐ。エンベウモがシュートを打つと、ブライトンDFルイス・ダンクに当たり、コースが変わりながらもゴールに吸い込まれた。そして58分には、ブレントフォードが得意のカウンターから追加点を奪う。ミッケル・ダムスゴーの背後へのパスにエンベウモが反応すると、ウィサが右足で合わせ、スコアを3−1とする。

 反撃を試みたいブライトンだったが、61分に乱暴な行為をしたとしてジョアン・ペドロが退場。状況を打開すべく、ファビアン・ヒュルツェラー監督は65分に三笘の投入を決断する。

 すると81分、三笘が一矢報いる。ジャック・ヒンシェルウッドからスルーパスを受けると、そのまま左足でダイレクトシュート。リーグ戦8ゴール目となるゴールを決め、1点差に詰め寄る。

 しかし、後半アディショナルタイムにブレントフォードが試合を決定づける得点を挙げる。セットプレーからクリスティアン・ノアゴールがヘディングシュートを沈め、4−2に。試合はそのまま終了し、ブレントフォードが勝利を収めた。

 次節、ブライトンは26日にホームでウェストハムと、ブレントフォードは5月1日に敵地でノッティンガム・フォレストと、それぞれ対戦する。

【スコア】
ブレントフォード 4−2 ブライトン

【得点者】
1−0 9分 ブライアン・エンベウモ(ブレントフォード)
1−1 45+3分 ダニー・ウェルベック(ブライトン)
2−1 48分 ブライアン・エンベウモ(ブレントフォード)
3−1 58分 ヨアヌ・ウィサ(ブレントフォード)
3−2 81分 三笘薫(ブライトン)
4−2 90+5分 クリスティアン・ノアゴール(ブレントフォード)


【動画】三笘薫の得点シーン

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