ニューガーデンがトップ。琢磨は5番手と好調【順位結果】インディカーIMSオープンテスト初日総合

　5月28日に決勝レースを迎える第107回インディアナポリス500マイルレースを前に、4月20、21日にインディアナポリス・モータースピードウェイでオープンテストが実施。20日の初日は、ジョセフ・ニューガーデン（チーム・ペンスキー）がトップスピードを記録した。

　3度目のインディ500制覇を狙う佐藤琢磨（チップ・ガナッシ）は、5番手で初日のテストを終えている。

　第107回インディ500に向けてインディアナポリス・モータースピードウェイで実施されるオープンテストには、シリーズを戦うドライバーたちに加え、ライアン・ハンター-レイ（ドレイヤー＆レインボールド）やマルコ・アンドレッティ（アンドレッティ・ハータ）、キャサリン・レッグ（レイホール・レターマン・ラニガン）などが参加し33台がエントリーした。

　10時から12時までセッション1、12時から14時までがルーキーとりフレッシャーズの走行。そして14時から18時半まで全車の走行時間が設けられ、各車走行を重ねた。

　午後になるにつれて強風となり、小雨の影響で45分の中断もあったが、大きなクラッシュもなくトータルで3108周の走行が行われた。
　

　

　
　
　初日トップに立ったのはニューガーデン。115周を走行し、39秒5281（227.686mph）を記録した。

「素晴らしい日だったよ。今日がレースデイだったらいいのにね。リストを達成し、多くのことを学んで、どれもポジティブだったよ。チームとしてもとても効率的に時間が過ごせた気がするね」とニューガーデン。

　インディ500での最上位は2016年の3位で、2度のシリーズチャンピオンはまだインディ500の栄冠を勝ち取ってはいない。ニューガーデンは今年のインディ500では自身初、そしてペンスキーに19度目のインディ500のトロフィーをもたらすことができるだろうか？

　2番手はインディ500の予選で速さを見せるエド・カーペンター・レーシングのコナー・デイリー。3番手に昨年のインディ500ポールウイナーのスコット・ディクソン（チップ・ガナッシ）が入った。

　佐藤琢磨は、セッション中盤までトップに立っていたが、ベストラップは39秒7764で226.265mphの5番手とまずますの順位で初日を終えている。

　21日も10時から16時まで走行が行われるが、予報では悪天候になる可能性があるようだ。
　

　

■2023NTTインディカー・シリーズ／IMSオープンテスト初日総合結果