WEリーグ浦和戦の実況アナ、言葉遣い荒い指導者に遭遇「私も大馬鹿者」

2025年4月21日(月)10時42分 FOOTBALL TRIBE

WEリーグ 写真:Getty Images

 フリーアナウンサーの安田美香さんは4月20日、インターネット動画配信サービス『DAZN』でSOMPO WEリーグ・三菱重工浦和レッズレディース対AC長野パルセイロレディースの実況を担当したが、同日夕方にショックを受ける出来事に遭遇したという。


 安田さんは浦和駒場スタジアムで浦和対長野の実況を終えた後、夕方からサッカーをしたが、その時の出来事について、Xで「小学生と一緒だったのですが、指導者の方の言葉使いが荒く、ビックリしました…」と綴ると、指導者の発言など具体的な内容を綴っている。


 「1番ショックだったのは 『人の良さなんて、サッカーにいらないんだよ!』という言葉。子どもにそんなこと言うの? 私は思わず『え?』と声が出てしまいました。シュートが外れて大きく飛んでいってしまい自分でボールを取りに走った子にため息混じりに言った言葉」


 「『ボールが出たら、マイボールのチームが取りに走るんだよ!』それはわかります。でもその後に続いた『人の良さなんて〜』という言葉は果たして必要なのでしょうか」


 「指導者の方は『どうしてそんな簡単なことができないんだよ!』とイライラしていて みんなミスを恐れて ボールを受けたがらない 『いつもこんな感じなの?』とコッソリ聞いたら『コーチ、この前試合に負けたからイライラしてるんだ』とのこと 本当に良くないと思いました そして私も大馬鹿者です」


 自分自身の振る舞いについて反省したという安田さん。「その指導者の方に直接言えばよかったのに。こうしてSNSに書いている… 情けないです。突然来た私が意見してよいのかな? そんなことを考えて 言えず仕舞いで帰宅して 自己嫌悪です…」と、自身の心境を明かすと、以下のように自身の行動を改めることを誓った。


 「指導者の方は、おそらく私と同年代(か、少し上の方) 『理不尽なことを言われても、悔しかったら上手くなれ』そう言われて、私もサッカーしてきたのでわかるけど、わかるけど、絶対良くない。私たちの世代が変わらなきゃいけないと強く思いました。イライラをコントロールできない大人が、子どもを指導するなんて。『人の良さは大切です』と。次に同じことがあったら、ご本人にきちんと伝えようとここに誓います」


 この安田さんの投稿をきっかけに、育成年代における指導法の問題に関する議論が白熱。安田さんの思いや行動に対する称賛の声も相次いでいる。安田さんの問題提起をきっかけに、日本サッカー界が良い方向に向かうことを願うばかりだ。

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