J1広島のスキッベ監督が審判を批判で、サポーターからは反感を買う

2025年4月21日(月)12時30分 FOOTBALL TRIBE

ミヒャエル・スキッベ監督 写真:Getty Images

 4月20日に行われたJ1リーグ第11節で、サンフレッチェ広島はアウェイで名古屋グランパスに1-2で敗れた。そんな中、広島のミヒャエル・スキッベ監督の審判に対する発言が波紋を呼んでいる。


 同試合後、『DAZN』のインタビューに応じたスキッベ監督は「まずは名古屋おめでとうございます」と前置きしつつも、この試合を担当した岡部拓人主審に対し「この審判では本当にいいサッカーをやろうとしてもうまくできない」と強く非難。さらに「自分たちの選手が出られないことよりも、審判が罰を受けるべき」と発言し、FW前田直輝の負傷退場にも言及した。
 このコメントを巡って、ネット上にはサポーターからの否定的な意見が殺到。「勝てないのはチーム力の問題」「審判のせいにするのは負け犬の遠吠え」といった声が並び、かねてからスキッベ監督はJリーグの審判に不満を抱いている様子が見られたが、今回の一件でサポーターからの信頼に揺らぎが生じているようだ。


 「まずは自分たちのサッカーを見つめ直すべき」といった批判は、チームが苦しい状況にある中での責任ある振る舞いを求める声でもある。試合内容や戦術面への不満も含め、ファンの関心はすでに審判批判よりも、スキッべ監督の手腕によるチームの立て直しに目が向いていると見られる。
 広島はこの試合、名古屋のFWマテウス・カストロに豪快な先制点を許すと、その後さらに1点を追加されて2点のビハインドに。81分にはMF菅大輝が1点を返したが、追いつくことはできず、1-2で敗戦。前節(12日)のファジアーノ岡山戦(0-1)に続き、公式戦2連敗となった。

FOOTBALL TRIBE

「名古屋」をもっと詳しく

タグ

「名古屋」のニュース

「名古屋」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ