レアル・マドリードが4連勝で首位独走! リーグ制覇まで残り5節で勝ち点4

2022年4月21日(木)7時56分 サッカーキング

ゴールを決めてベンゼマに飛びついたアラバ

写真を拡大

 ラ・リーガの第33節が20日に行われ、オサスナとレアル・マドリードがエル・サダルで対戦した。

 2位に勝ち点15差をつけて首位を独走するR・マドリードは、カゼミーロ、フェルランド・メンディ、マルセロ、ガレス・ベイルらを負傷で欠くなか、翌週のCLを見据えてルカ・モドリッチを温存。中盤にはフェデ・バルベルデ、エドゥアルド・カマヴィンガ、ダニ・セバージョスが並び、両ウイングにはアルコ・アセンシオとロドリゴが起用された。

 キッックオフ直後からアグレッシブな姿勢を見せたオサスナに対し、R・マドリードは12分、セットプレーの流れから先取点を奪う。左サイドでFKを獲得すると、直接クロスを上げずにパスをつなぎ、セバージョスがボックス右のスペースへボールをフィード。これをフリーのカリム・ベンゼマがゴール前に折り返すと、走り込んでいたダヴィド・アラバが右足で合わせる。これはGKにセーブされたが、弾いたボールが再びアラバに当たってゴールネットを揺らした。

 しかし、オサスナは14分、右サイドでボールを持ったチミー・アビラが深い位置からゴール前にシュート性のボールを入れると、DFの間をすり抜けてきたボールをファーサイドのアンテ・ブディミールが押し込んで同点。ブティミールの5試合連発弾で試合を振り出しに戻した。

 その後はR・マドリードがボールを保持して好機を窺うものの、対するオサスナも精力的な動きを見せて応戦する。なかなかボックス内に侵入できないR・マドリードだったが、45分にゴール正面の位置でボールを受けたカマヴィンガがボックス左のスペースに走り込むセバージョスへ浮き球のパスを送り、このボールをセバージョスが滑り込みながら右足でシュート。これはGKに阻まれるが、こぼれ球をアセンシオが蹴り込み、R・マドリードが勝ち越しに成功した。

 ところが、理想的な時間帯にリードを奪ったR・マドリードをアクシデントが襲う。前半終了間際にダビド・アラバが右足の内転筋を痛め、ハーフタイムにダニエル・カルバハルと交代。ナチョ・フェルナンデスをセンターバックに回してカルバハルが左サイドバックに入った。

 それでも51分、ボックス左で裏を狙ったロドリゴの切り返しが対応したアビラのハンドを誘発してPK獲得。キッカーを務めたベンゼマはゴール左下を狙ったが、GKにゴールを阻まれた。R・マドリードは58分にも、ボックス左でドリブル突破を試みたロドリゴが倒されてもう一度PKを獲得。しかし、同じコースを狙ったベンゼマのシュートは再びGKに阻まれ、リードを広げることに失敗する。

 R・マドリードはクロースやイスコなどを投入しつつ追加点を狙い続けたがなかなか得点は生まれない。90分にはヴィニシウスを投入し、そのヴィニシウスがイスコのスルーパスを受けて決定機を迎えたが、これも決めきれない。このまま試合終了を迎えるかと思われた90+6分、再び左サイドを突破したヴィニシウスがゴール前にセンタリングを送ると、右サイドを駆け上がってきたルーカス・バスケスが左足で合わせてタイムアップを迎えた。

 苦しみながらもメンバーを入れ替えて勝ち点3の獲得に成功したR・マドリードは、残り5試合で勝ち点4を獲得すればリーグ制覇が決定する状況となった。R・マドリードは今後、26日にCL準決勝1stレグでマンチェスター・シティと対戦し、30日にはラ・リーガ第34節でエスパニョールをホームに迎える。

【スコア】
オサスナ 1−3 レアル・マドリード

【得点者】
0−1 12分 ダヴィド・アラバ(レアル・マドリード)
1−1 14分 アンテ・ブディミール(オサスナ)
1−2 45分 マルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)
1−3 90分 ルーカス・バスケス(レアル・マドリード)

サッカーキング

「マドリード」をもっと詳しく

「マドリード」のニュース

「マドリード」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ