決勝弾のA・アーノルドが喜び「本当に特別なこと」…去就は明言避ける

2025年4月21日(月)13時58分 サッカーキング

レスター戦の決勝点を挙げたA・アーノルド [写真]=Getty Images

 リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが、復帰戦で決勝点を挙げた喜びを口にした。20日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 プレミアリーグ第33節が20日に行われ、リヴァプールはレスターと対戦。0−0で迎えた71分からA・アーノルドが途中出場すると、76分に左足で先制点を挙げ、このゴールが決勝点となり、1−0で勝利。この結果、リヴァプールは次節にも自力で5シーズンぶりのリーグ制覇が決まることとなった。

 3月11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・セカンドレグのパリ・サンジェルマン(PSG)戦で負傷交代となって以降、戦列を離れていたA・アーノルドだが、この試合で約1カ月ぶりに復帰を果たし、勝利に大きく貢献を果たした。

 試合後、A・アーノルドは「本当にあと少しになった。ケガからの復帰戦だったから、僕にとっては重要な試合で、コンディションを整えるために一生懸命練習してきた。ゴールに貢献できて嬉しいし、大きなゴールだったね」と振り返りながら、次のように続けた。

「確かキャリア初の左足でのゴールだったと思う。数年かかったけど、ようやく決めることができた。こういうゴールが欠けていたけど、今夜のために温存していたんだ。あと1勝に迫っており、ここでファンの皆と一緒にゴールを決められたことは本当に特別なことだ」

「(フィルジル・ファン・ダイクに)押されて前に出て、間近に感じられた。アウェイのファンは素晴らしかった。彼らは毎試合後押ししてくれていて、勝利するために助けてくれた。自分たちや家族のためと同じように、ファンのためにも頑張っている。お金を払って試合に足を運んでいるのはファンだから、当然の報いではある」

「そして、僕たちが逃していたファンの前での初優勝となる、リーグ優勝にここまで近づいたことは本当に特別なことだ」

 なお、モハメド・サラーとファン・ダイクが契約延長した一方で、現行契約が今季限りとなっているA・アーノルドの去就は依然として不透明となっており、一部では6歳から過ごしているリヴァプールを離れ、レアル・マドリードに加入する可能性が高まっていることも報じられている。

 注目されている今後の動向についてA・アーノルドは「今シーズンを通して、自分の状況については話さないと言ってきた。詳細を話すことはない」と明言を避け、「こういう日はいつも特別なんだ。ゴールを決めて、試合に勝利して、タイトル獲得に近づいたことは僕にとって一生忘れられない特別な瞬間だ。この一部になれていることを嬉しく思っている」と語るにとどめた。


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